2012年7月14日土曜日

サクラマス遡上観察会:報告

お知らせしていました「サクラマス遡上観察会」。本日12名のご参加をいただき、無事終了致しました。

まずは、サーモン科学館にご集合いただき、今日の主役サクラマスの生活史について、学芸員がパネルを使って説明。


はやる気持ちを抑えつつ、早速現場へと移動。
ロープを伝って河原へと降り、しばし滝を遡上しようとジャンプを繰り返すサクラマスを観察しました。





清流「忠類川」の上流に位置する金山の滝は、湿原地帯を流れる標津川の濁ったゆったりとした流れとは違い、透明度も高く、滝からの水しぶきでマイナスイオンをいっぱい感じたひと時でした。



残念ながら、肝心のサクラマスのジャンプは、散発…。

学芸員曰く、「今年は魚の数が少ない」ということでした。それでも(よそ見をしないで)1~2分も見ていれば、銀輪を光らせジャンプするサクラマスを見ることができます。

ジャンプしている魚が少なければ、シャッターチャンスも少ないわけで…
皆様、苦労しつつもカメラのシャッターを切っていました。

ちなみに、上の画像の中央部に、ジャンプしたサクラマスが写っているのですが…




かなり拡大・トリミングして、こんな感じでしたw

本日ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
釧路新聞の記者の方も同行しましたので、記事になるかもしれませんよ。


*この場所は国有林エリアであり、営林署に入林許可を得て立ち入っています。足場の悪い場所であり、ヒグマの生息地でもあるので、一般の方は国道244号沿いの「金山自然公園」から滝を遠目にご覧になっていただくことお勧めしています。

(T.N.)

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