2012年12月30日日曜日

獲り納め

帰省ラッシュが始まり、いよいよ今年も終わりますね。

というわけで?、本年最後の活魚作業に行ってまいりました!!

雪の舞い散る中、出港。

その結果、


コマイを中心に、結構な大漁ですw

「お正月特別開館」に向け、少しさびしくなっていた水槽も賑やかになりました。

2012年12月27日木曜日

鬼に笑われる?

クリスマスも終わり、いよいよ年末ですね。今年も残すところ、あと4日・・・。

そろそろ来年の話をしても、鬼に笑われることもないでしょう(笑)♪



すでにお伝えしたように、年明け1月1~3日「お正月特別開館」致します!!

「新春福引き」や「サケおみくじ」など、お正月らしい楽しいイベント盛りだくさんw
初日の出の帰りに、初詣のついでに、ぜひお立ち寄りくださいね♪

10~14時の開館となります。
詳しくは、こちらをご確認ください。

というわけで、閉館中の館内では、イベントの準備が進められ・・・

書籍のお知らせ

 12月発売のルアーマガジンリバーという釣り雑誌にイトウについての特集記事を執筆させていただきました。現在、全国の書店や釣り具屋さんなどで販売されています。実は私はつい2年前まで北大の大学院でイトウの生態について研究をしていました。研究スタイルは徹底した現場主義で憑りつかれたように、ほぼ1年中、北海道各地の野山や川を駆けずり回り、イトウを探し歩いた日々・・・。今回はそんな経験から分かってきたイトウの生態・分布や幻の魚といわれるまでに減少した理由や今後のイトウ保護の展望などについて、私なりの意見を書かせていただきましたw 興味のある方は是非ご一読ください。 



↑私が最近描いたイトウの産卵シーンの色鉛筆画も掲載されています。
(K.N.)

2012年12月21日金曜日

凍てつく川で・・・

ここ数日、標津では朝晩の気温が-10度を下回るようになりました。
外に出ると体が芯から冷え込み、家に帰ると真っ先に熱いお湯をためた風呂へと
直行する日が続いています。
本日はそんな寒さにもめげず、標津町内河川でシロザケの自然産卵状況を
調査してまいりました。
厚手のフリースにネオプレーンの防寒ウェダーを着込み、
いざ、凍てついた標津川支流へ。
  
川北地区からは武佐岳がとてもきれいに見えました。
川の水温を計測してみると、ほぼ0℃。
結氷し始めた標津川支流。

着々と・・・

ここ数日、朝の冷え込みが厳しく、最低気温がマイナス10度を下回りました。


今朝は標津川でもザク氷が流れていましたよ。

着々と季節は冬本番へと進んでいきます。

今年もあと10日で終わりです。明日から3連休という方も多いでしょう。各地でクリスマスイベントも開催されますね。

冬期休館中(12~1月)のサーモン科学館は、クリスマスとは無縁ですが、お正月にイベントを予定しています!!

「お正月特別開館」
平成25年1月1~3日
10:00~14:00

閉館中の館内では、着々とイベント準備が進められ・・・つつありますw

私は、昨日今日とイベントのお知らせポスターを持って、町内・近隣の関係機関・施設・お店などを廻ってきました。

2012年12月18日火曜日

気分は砕氷船??

昨夜はまとまった雪が降り、一面の雪景色となった今朝の標津。

雪景色はきれいだなと思う反面、今回の湿った重い雪に思いやられる除雪作業・・・。

イトウやチョウザメを飼育している外タンク周りも除雪・・・

タイヤショベルも出動し、一通りの作業が終わったのは、もうお昼に近い時間でした・・・

ふと、大池に目をやると・・・

2012年12月17日月曜日

ベビーラッシュ♪

立体式ふ化器で飼育中のサケ科魚類の卵たちですが、
ここ数日、サツキマス、ギンザケ、レイクトラウトの卵たちが次々にふかしつつあります。
その数はわずか10個ほどまで減ってしまったものから、うまく1000粒ほどまでも
生き残ったものまで様々です。

バタバタと死んでいく卵たちを見ると、やはり気持ちが沈みがちになりますが、
たくさんの卵が無事にふ化し、成長するのを見るのはウレシイものですw



次々とふ化するレイクトラウトの卵たち

P.S. 前回の投稿で掲載した写真はタイセイヨウサケ(アトランティックサーモン)
です。

(K.N.)

2012年12月11日火曜日

サケの卵たち なう!!

8月下旬からシロザケ、カラフトマスの採卵から始まり、
毎週のように、飼育しているサケ科魚類の親魚の成熟状況を
チェックしつつ、成熟した魚から採卵作業をおこない、
ブルックトラウト、ブラウントラウト、レイクトラウト、アラスカ産オショロコマ、
ヤマトイワナ、ギンザケ、ヒメマス、ニジマス、アルビノニジマス、サツキマス
などの卵をゲットすることができましたw

そのほか、いままでなかなか、採れませんでしたが、
12月に入ってから、ようやく採卵できたのが下のサケ科魚類!!
ちょっと、見慣れないですが、これは何でしょう?
サケマニアの方、体の特徴を見て、考えてみてください!!
答えは次回のblogで発表しま~す。
 

 

2012年12月10日月曜日

12月といえば・・・

ここ数日、道内各地で荒れ模様。大雪・交通障害・停電に見舞われた皆様にお見舞い申し上げます。

ここ標津は「風強く波高し」ではありますが、まとまった降雪はありませんでした。今日は、時折ミゾレ交じりの強風で、多少積もっていた雪が融け、夕方からはツルッツルのブラックアイスバーンになっています。車の運転・足元には十分ご注意ください。

さて、12月といえば・・・


クリスマスw

標津でも国道沿いにこじんまりとしたイルミネーション・・・



そして、12月といえば・・・

2012年12月6日木曜日

海の幸と大地の恵み

本日は恒例の「ホタテ・バターの無料配布」の日w

標津漁協と農協のご厚意により、町民に特産のホタテとバターが提供されます。漁業と酪農が盛んな標津町ならではの、粋な計らい♪


我が家にも、大ぶりなホタテ8枚とバター二つがやってきました。

ありがたや~~♪

さっそく、美味しくいただきました~~w

2012年12月5日水曜日

降って、融けて・・・

昨晩の嵐で、先日の雪もほとんど融けてなくなりました。

展望室から
 
池に浮かぶ白い点2つは、アヒルシスターズ。アイガモとトリオを組んで、寒空の中でも元気に泳いでいます。

融けた雪と昨夜の雨で、標津川をはじめ、あちこち増水してます。


さて、12月に入り冬期休館中のサーモン科学館ですが、飼育している魚たちがいなくなったわけではないので、日常通りの世話があります。

加えて、お客様のいる時にはできない作業に時間を割くことができるのも、この期間でして・・・

2012年12月2日日曜日

雪の朝

割としっかり積雪があった今朝の標津。
除雪車も稼働したようで、自宅周りの除雪にも「ママさんダンプ」が今シーズン初稼働。軽く一汗かきました。

時折薄日が差すものの、昼過ぎまでは断続的に雪が降り続きました。

そんな雪の中でしたが、標津港の堤防では、


コマイ狙いでしょう、釣り人の姿が結構目に付きました。

「こんな雪の日によくやるねぇ~」といわれそうですが、
まぁ、日曜日ですし、まだそんなに気温も低くないですし、そんなに風も強くなかったですし・・・

私もそんな気持ちのわかるモノ好きの一人ですw

くれぐれも事故のないように、楽しんでくださいね。

2012年12月1日土曜日

すれちがいの末に・・・

2012年最後の営業日である昨日、魚道水槽前では午前中に1回、
午後に1回とシロザケが産卵をおこないました。
せっかちなオスがフライング気味にメスが産卵する前に放精をしてしまう
というハプニングもありましたが、最後にはしっかりと決めてくれましたw
有終の美ということで・・・
本年もサーモン科学館に足を運んでいただき本当にありがとうございましたw
2013年は例年通り、1月1日からお正月開館させていただきます。
 
 
↓先ばしるオス

                     
                         ↓しっかりとフィニッシュ
 
                                                                                                                                              (K.N.)
 

ワイルドだぜぇ!!アラスカ産オショロコマ・・・

毎年サーモン科学館では
秋~冬にかけて、様々なサケ科魚類の採卵作業を行います。
そして・・・その最も遅い時期に産卵時期を迎え、採卵をおこなうのが、
アラスカ産オショロコマです。産地こそ違うものの、標津周辺に生息している
オショロコマと種としては同じなのですが、北海道のオショロコマに比べ、
全長がゆうに50cmを超え、とても大型化するという特徴を持っています。
繁殖期を迎え、オスは下アゴが出てきています。
風貌はオショロコマというより、ミヤベイワナに似ている気がします。
採卵作業の方は順調に進み、多くの受精卵を得ることができましたw
今後の卵の成長が楽しみですw

アラスカ産オショロコマのオス
下アゴが出ています。
ワイルドだぜ!!
 
アラスカ産オショロコマのメス

(K.N.)