2013年5月14日火曜日

遥かなる旅へ

本日も中標津町より東小学校の皆さんがご来館w

コップを高々と掲げて「かんぱ~いw」

しているわけではなく、シロザケの稚魚を下から観察している所・・・。

観察した後は、

「大池」に放流


この池から流れ出す小川は、標津川と合流し海へと続いています。
稚魚たちの遥かなる旅がこの池から始まります。
そして毎年秋には、この池までサケが遡上してきます(数は多くありませんが)。

この池には、大きなコイが暮らしているので、よくシロザケの稚魚が食べられてしまうと心配されます。
が、実際放流した稚魚を見ていると、けっこううまいこと逃げのびているようです。中には食べれらてしまうものもいるのでしょうが、この先の長い旅路にはより多くの敵が彼らを待ち構えています。
ここでコイに食べられてしまうような稚魚は、きっとこの先の試練を乗り越えることはできないでしょう。

厳しいようですが、小さいものや弱いものは他のもののエサとなり、また自分も小さいものや弱いものを食べて生きていく。それが自然の世界なのです。



この3匹の稚魚たちは、どんな運命を辿るのでしょうか・・・??

(T.N.)

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