2013年11月30日土曜日

ありがとうございましたwww 

晴天に恵まれた今朝の標津サーモン科学館、


本日(11月30日)、本年の最終開館日となりました。
12~1月の期間は、冬季休館となります。
(標津川観覧橋も閉鎖となりました)

今シーズンも多くの皆様にご来館いただき、感謝申し上げます。

 
そうそう、ブログコンテストも、今日(11月30日)が締め切りです!!!!!
今日中(あと数時間・・・)は、ご応募受け付けていますよ♪
 
 

たくさんの感動を提供してくれたシロザケたち、
お疲れ様でした。

ご来館いただいた皆様に感謝しつつ、
魚たちも労いつつ、館内を一周・・・。

 

2013年11月29日金曜日

明日まで!!

さて、サーモン科学館2013年の開館日が、いよいよ残り一日となりました!!
みなさま、お越しいただきましたか?見そびれた生き物はいませんか??

明日は土曜日、お休みの方も多いと思いますので、ぜひ足をお運びくださいね^^

昨日の雪も止み、快晴だった今日の標津^^
真っ青な空と真っ白な雪景色が広がり、清々しい一日となりました。
サーモンパークの様子をご紹介…



 
 ちょっと前まで紅葉していた大池もすっかり白くなりました。
 
とうとう冬が始まりますね◎


本日は、お隣別海町の小学生のみなさんがご来館してくださいました。
先日の話にもありましたが、子供たちの素直な質問はなかなか興味深いです。

  

いろいろな質問の中でも、答えるのが一番難しいと学芸員も言っていた「Why?」(なぜ~?どうして~?)の質問。
子供たちからはたくさんの「なんで?」が上がってきますが、今日私がいちばん気になったのは、

2013年11月28日木曜日

あと2日・・・

標津サーモン科学館は、12・1月は冬期休館となります。

ということは、本年の開館日はあと2日・・・。


まずは、出勤途中の1ショット ↓↓↓


サケ漁が終わった標津港。
国後島をバックに、ホタテ漁船が入港します。


さて、本日のミッションは、


館内「川の広場」の水槽のお掃除・・・。

2013年11月25日月曜日

もういくつ寝ると…

11月が終わってしまいます(;;)

というわけで、11/30締め切りのブログコンテスト、みなさま応募はお済みですか??
まだ今なら間に合いますので、来館された方はぜひご感想などをHP・ブログ・Facebookなどにアップして応募してくださいね^^
私自身たまに科学館関連のブログ記事を覗かせていただくのですが、「サーモン科学館」という同じ場所を題材にしていても感じ方や注目するポイントが人それぞれ異なるので、とても勉強になります!!
みなさまのご応募をスタッフ一同とても楽しみにしています(*^^*)


そして!!サーモン科学館今期の開館日も残りわずかです><
(12月、1月は冬期休館となっております)
たくさんの方にご覧いただいたサケの遡上も終盤を迎え、観覧橋で見られる魚影も数少なくなってきました(観覧橋は11月末まで開放予定です)。

本日は増協(根室管内さけ・ます増殖事業協会)の方々によって最後のサケの捕獲作業が行われ…
当館スタッフはシロザケに混じって蓄養池(捕獲されたサケを一時的に収容するための水槽)に入り込んだアメマスやヤマメをすくい出す作業を行いました!!
ということでその様子を

架空のイベント
「標津魚鱗(ギョリン)ピック」公式種目<魚すくい団体戦>
として実況します(°ω°)ゞ

2013年11月22日金曜日

難問・・・

春と並んで、秋は学校団体の皆さんのご来館が続きます。

各地からの修学旅行等は9~10月に多く、
10~11月は、近隣の小学校2年生のご来館が多くなります。

ちょうど、国語の授業で「サケの一生」を学習するタイミングと、
サケのシーズンが重なってのことが多いようです。

シロザケ(オス):海水大水槽

 12分間の映像(サケの一生を紹介する内容)をご覧いただき、
それを補足するレクチャーと、質問コーナーという流れになることが多いのですが・・・、


この質問コーナーが(答える側としては)なかなかの難敵・・・。


「サケは何を食べるのですか?」
「サケの赤ちゃんのお腹の赤いグミのような袋はどれくらいでなくなるのですか?」

といった割とスパッと答えられるものはいいのですが、
(皆さんも答えを考えてみてください)

「サケはケンカをするのですか?」
「サケは協力するんですか?」
といった、答えられるけれども話が長くなるので、
手短にまとめるのが悩ましいものもあり、

小学校2年生にもわかりやすく、
「答」としてメモできるような、端的な答えを用意するのに、
割と悩まされることも多いのです。

ひとつの質問に対して、間違えや誤解なく答えるためには、
割と幅広い話題を取り上げる必要があったり、
生物学的な側面だけではなく、産業や文化的な側面にも及ぶ話題があったり、
それだけ「サケ」という生き物は、
私たちにとって身近でありつつも、奥深い生き物だということを
改めて感じます。

素朴な疑問の中で、
なかなか答えづらい(かつ、毎回のように聞かれる)質問のひとつが、

2013年11月21日木曜日

にんきもののいきもの。

今回お届けするのは…


いきものクイズ!!


3枚の写真から何の生き物か当ててみてくださいね♪あなたは何枚目でわかるでしょうか??


その1.IQ(IKIMONO QUIZ)ポイント100!!
ここでわかったあなたはすごい!




その2.IQポイント70!!
このゆる~い感じの目。何を考えているのでしょうか…




その3.IQポイント40!!
今晩のおかず…じゃないですよ><
 
もうわかりましたか!?
正解は…
↓↓↓

2013年11月20日水曜日

ドライブ日和♪

本日水曜日は、サーモン科学館休館日。

職員もお休みをいただくことになります。
休日の用足しやら買い出しやらに出掛けるわけですが、

標津前浜から知床半島方面
知床連山の峰々から知床岳まで、
各ピークは雪化粧

 こんな好天に恵まれると、ドライブがてらに、
少し遠回りもしたくなりまして、


町内川北地区から武佐岳


 
市街地から少し外れれば、
広大な酪農地帯が広がります。

酪農家の皆さんにとって、
この好天は冬に向けての作業にあたるありがたい日和となったことでしょう。


ちょっとした谷地(湿地帯)では、
春にオタマジャクシを採取していた場所です・・・


来春に向けて、ミズバショウの新芽が・・・。

木々が葉を落とし、草たちも枯れ、
見通しのよくなった一角で緑の新芽が目を引きます。

生き物たちの活動が静まりゆく季節の中でも、
次のシーズンへ向けた営みが、
ひっそりと進行しています。

調子に乗って、
野付半島もドライブwww

2013年11月19日火曜日

あら、どこに??まだここに…卵掘り!! (う、ふ、ふ、ふ、♪)

今日の標津は雨模様…でもまだ雪ではありません^^
お足元の悪い中ご来館くださったみなさま、ありがとうございました^^
 
(明日水曜日は休館日となります。ご注意ください)
 
魚道水槽での「シロザケの産卵行動展示」はまだまだ続いております(11月末まで)。
 
産卵行動展示はサケをただ入れておけばいいというわけでなく、サケたちの様子を見て、相性やその動きを見て魚を入れ替えたり、産卵しそうならば1時間予報を出したり、産卵後には卵を掘り起したり…と実はさまざまな知識や経験、感覚がすごく必要とされている展示で、その作業は館長の判断で行われていることがほとんどです。
 
本日はその作業の一つ、卵掘りが行われていました。
研究にもつながっていて、データを取りながらの作業なので、
いつも館長は勇ましく一人で立ち向かっていくのです。
 
しかし!本日の作業をそっとのぞいてみると…
  
↓↓↓
 

2013年11月18日月曜日

穏やかな1日・・・、点描

穏やかな秋晴れの1日(11/18)となりました♪


私が住む海沿いのアパートは、晴れた日には朝日が差し込みます。
日の出の時間も遅くなり、今朝で6:15くらいだったでしょうか。

窓を染める朝焼けに目覚めて、アパート前の前浜で1枚・・・。
(ちなみに、布団を出てから30秒・・・)


サーモン科学館への出勤途中、羅臼方面に知床連山を遠望します。

すっかり雪をまとった山並みが、青空に浮かびます。


サーモン科学館裏手の標津川土手からの1枚。

標津川にかかる「観覧橋」を開けるのも、
朝のルーチンワークのひとつなのですが、


その手前では、ノリウツギの花の跡・・・。


そして、「観覧橋」からは、


まだ、遡上したシロザケの姿をご覧いただくことができます♪
上画像は、背ビレと尾ビレを出しながら、
浅瀬をクルージングするシロザケですが、
橋の直下にも、(ピーク時には及ばないものの)魚影を確認することができました。


以下、お知らせを何点か・・・ ↓↓↓

2013年11月15日金曜日

アキアジにあいたいぃ!!

11月も残り半月…サーモン科学館の今年の開館日もあとわずかとなってまいりました><

しかし!


より多くの方にまだまだサケを楽しんでいただきたい!!


そう、成熟したシロザケ(アキアジ)の見られる今この時期に見ていただきたい!!


という思いを込めまして…


シロザケの漁に同行させていただく、活魚作業に行ってまいりました !!(*^^*)


am3:50、科学館のタンクを船に積ませてもらい、出港です\(^^)/
 
 
網の元へ到着!引き揚げていくと…。



 
サケたちとご対面!!今回はちょっと少な…い…うぅっ;;なぜか申し訳ない…;;


am5:50、 空が明るくなり始めたころ、船は無事標津漁港へと戻ってまいりました^^
 
 
今回も漁師の皆様、本当にお世話になりましたm(__)mいつもありがとうございます!!
 
大水槽は海から迎えたたくさんのサケたちでにぎわっています^^
 
 
○おまけ○
いろいろな魚が網にかかっていましたが、今日私が一番気になったのは…
↓↓↓

2013年11月11日月曜日

今日は何の日?

今日は何の日でしょう?
 
「鮭」
 
という漢字を分解してみると、
 
魚・十・一・十・一
 
となるため、本日11月11日は
 
サケの日なんです!!
 
「サケの日」について調べてみたところ、1987年に新潟県村上市が制定、1992年には大阪市中央卸売市場「鮭の日委員会」が制定、さらにこれらと別に築地市場の北洋物産会が制定し、2003年に日本記念日協会から正式に認定されたという、長い歴史があるらしいのです!!
 
 
そんなサケの日の標津サーモン科学館での「サケ」の様子がこちら!
 
 
 
 標津小6年生の人工授精体験、その卵の収容、ふ化したシロザケ・カラフトマスの稚魚たち、産卵行動…などなどサケづくしな一日でしたよ^^
 
 
そんなめでたいサケの日に…
漁師さんから魚を譲ってもらえるという一本の電話!!
 
おっ!!さすが記念日!!これは縁起がいい^^
 
さっそく届いたタンクの中には…
 
↓↓↓

2013年11月10日日曜日

ほ ふ る

低気圧の通過に伴い、
朝から昼過ぎにかけて暴風雨に見舞われた今日の標津。

あいにくの天候の中、ご来館いただいた皆様、
ありがとうございました <m(__)m>


少々昨日の話題を引きずりたいと思います。
昨日(11月9日)未明に雪が降り、
標津町内でも、朝にはうっすらと積雪が見られました。
遠くに見える斜里岳も雪化粧・・・。

奥の白い山が斜里岳

さて、昨日話題になった「ほふる」という言葉・・・。

事の発端は、レクチャーの際に「ほふる」という単語を使うと、
「?」という表情をする人が多く、
「今では一般的ではない言葉なのか?」と学芸員が感じたことにあります。

ほふる:屠る

以下、長文になりますが、お付き合い下さい・・・。

↓↓↓

鬼!?幻!?

さてさて、今回の主役は??
 
 
日本最大の淡水魚…
 
 
漢字では魚へんに鬼(𩹷)と書き…
 
 
よくある苗字っぽい名前で…
 
 
幻の魚ともいわれ…
 
 
カエルやヘビまで食べちゃう食いしん坊なあのお方…
 
 

イトウさんです!!
 
数が少なくなってきているため、絶滅危惧種にも指定されているイトウですが、ここサーモン科学館では会えるんです(*^^)v
しかも、科学館内の川の広場には、右を見ても左を見ても裏も表もイトウだらけな「イトウコーナー」があります^^
 
まずは何といっても生きた姿を見ないと始まりませんよね??
大中小たくさんのイトウたちがみなさまをお出迎えいたします◎
 
そんなイトウたちになんと!!直接エサをあげることもできます!!(1個100円のガチャガチャで販売!)
食いしんぼうなイトウ、エサの食べっぷりは見ていてすがすがしくなるほど\(^^)/
ぜひお試しくださいね^^

また、日本一大きい淡水魚ということで、やはりその大きさも魅力のひとつです◎
魚拓や標本でも紹介し、イトウの大きさを実感できるような展示もご用意しております。
 
 
そしてこちらは、本日プチリニューアル!!
↓↓↓

2013年11月9日土曜日

てんこ盛り。

本日は東京農業大学の生物生産学科のみなさんがいらっしゃって、人工授精、解剖、レクチャーという内容盛りだくさんの実習が行われました!
 
まずは人工授精から。今回はシロザケのオスとメスを2匹ずつから採卵を行います。

 
 サケのお腹から卵を取り出します。120名から代表して3名の学生さんに参加してもらいました^^



人工授精に続いて行われたのが解剖です。サケはもちろんのこと、カレイやカタクチイワシも使い、魚の構造から進化の過程まで学んでいきます。
 
最後にサケについてのレクチャーを聞いて本日のプログラムはすべて終了です!!おつかれさまでしたm(__)m


本当は数時間かけて行われる内容を1時間ちょっとに凝縮してお伝えしたため、時間の都合上泣く泣くカットした話もいくつかあったようです。ご興味のある方はぜひ個人的に科学館にお越しになっていろいろ聞いてみてくださいね^^
 
 
ちなみに、館長が今回のレクチャーで言えず一番心残りだったらしい話題が…

見られるかな!?

地元標津小学校では各学年で体験学習を行っていますが、中でも5年生は3つの体験学習をします。

サクラマスが滝をジャンプしていく「サクラマス遡上観察
自然の産卵場所に行く「自然産卵場所観察

そして、第3弾「シロザケの産卵行動観察」がサーモン科学館にて行われました^^


産卵を見てもらえるように環境を整えてはいますが、何が起こるかわかりません。
9時に集まってもらい、解説を聞きながら観察していきます。
どうやらオスの様子がおかしい?ちょっと予想外の動きでひやひや。
はたして無事に産卵の瞬間を見届けることはできるのでしょうか!?


解説と休憩を繰り返しながら産卵準備のすすむ様子を観察します。
サケが口を大きく開けると産卵の合図です。見逃さないように全員で見守ります…

産卵床もだいぶできあがってきて、メスが大きく口を開けました!!
しかし、オスが出遅れてなかなかタイミングが合いません。
(私の写真のピントもなかなか合いません…;_;)

「あー!!オスー!!」子どもたちも応援に熱が入ります。
徐々に生まれる一体感はまるでスポーツ観戦のようです^^

そして…11時を迎えようとした頃…

↓↓↓

2013年11月7日木曜日

秋の小川をのぞいてみると…

斜里町ウトロ~羅臼町をつないでいる知床横断道路(国道334号線)が、本日15:00より冬季通行止めとなりました。冬の到来が近づいています。
 
そして館内の魚道水槽での産卵行動展示が始まって1週間…
きっと自然の川でもあちこちで新たな生命が誕生している頃でしょう。
受付横で展示されている卵たちはもうすでに仔魚となり、おなかに大きな袋を抱えています。
成長していく様子を追っていくのもなかなか感動的です。
 
本日はお隣の中標津町から西竹小学校の5、6年生がご来館され、裏の小川にて魚の採集を行いました^^
小学校の近くを流れているという荒川(標津川の支流)の魚についても調べている児童たち。
今回は、荒川についての話を聞きたい!ということでいらしたそうです。

↓↓↓

2013年11月5日火曜日

回収しまーす!

○お知らせ○
11月より毎週水曜日は休館日となっております。
ご来館の際はお気を付けください。


ここ最近、閉館時間の頃(17時)にはすっかり暗くなり、日の短さを感じるようになってきました。
そんな中、本日も閉館作業をしていると…

(写真はイメージです) 
ぎょ…ギョ…魚…
 
魚道水槽に魚影でなく人影が!?
 
↓↓↓

2013年11月4日月曜日

この期に及んで・・・

三連休ということもあり、多くの方にご来館いただきました。
 
ありがとうございます <m(__)m>


このところ、大池にはユリカモメがよく来ています。

ユリカモメ

南への渡りの途中なのでしょう、標津港などでもその姿を多く見かけます。
大池では、アヒルとの相性が残念ながらあまりよくないようで・・・。


朝夕には、繁殖期を迎えたオスジカのラッティングコールが響いてくることもあります。

今日は、


標津川の河川敷に、立派な角を掲げたオスジカの姿がありました。
黒々とした冬毛が猛々しい・・・。


エゾシカの姿を見ながら、「観覧橋」へと向かうと・・・、

なんと!!

2013年11月2日土曜日

冷え冷え・・・

未明にはマイナスまで冷え込んだ今朝・・・。


早めに出勤すると、サーモンパーク敷地内でも、霜が降りていました。


ピークを過ぎて、木々の彩りも徐々に寂しくなっていきます。

日差しはあるものの、肌寒い1日となりました。
(薄着だったせいもあるのでしょうが・・・)


さて、

排水注意!!

どうもこんにちは、学芸員実習中の網走の某大生です。
学芸員実習で、10日間程ここ標津サーモン科学館にお世話になっています。

その中で特に印象に残ったのがこの仕事でした!

その前に、皆様は科学館に向かって左端にイトウの親魚のプールがあるのはご存知でしょうか?
そのプールにはちょっと気をつけなければならないことがあるのです・・・。

プールの中にはこのような形状の排水口があって、この時期になるとプールの奥にある木から、役目を終えた木の葉が舞い込んできて詰まってしまうのです。


こんなの ↑↑↑

これを油断して放置しておくと・・・プールの水が溢れてしまいます!
ちなみに過去に溢れたことがあったそうです^^;


なので、胴付を履いて・・・、


タモを持って・・・、