2016年4月4日月曜日

ドキドキの秘密

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是非、ご利用くださいw
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昨日の投稿にて
チョウザメの顔面を紹介しました。

今日はその補足を少々。
(いや、長々と・・・)


チョウザメの口は頭部先端ではなく、
腹側にあります。
その口の前方に、4本のヒゲがあります。
口に歯はありません。
下方に突き出す大きな口で、
獲物を吸い込むように丸のみにします。
目は背面側にあります。

当館の目玉体験コーナーとして、
「チョウザメ『指パク』体験コーナー」があります。

チョウザメ『指パク』体験コーナー

チョウザメが泳ぐ水槽にエサを撒き、
水面に指を差し出しておくと
寄ってきたチョウザメたちが
エサと一緒に指もくわえる、
という
他の水族館にはない、当館だけの体験です。

実は、これには
チョウザメの体のつくりと習性を利用した
「仕掛け」が隠されているのです。

↓↓↓



チョウザメは、本来水底を泳いでエサを探しています。


水底のエサをヒゲで探り、

下方に突き出す口で、
獲物を吸い込むように丸のみにします。

サーモン科学館では、
水面に浮くエサに慣れさせています。


この水槽のチョウザメたちは、水面にエサがあることを学習し、
立ち泳ぎをしています。


チョウザメは、あまり目が良くないようです。
また、目は背中側、口は腹側にあるので、
「目でえさを見つけて食べる」というのは
体の構造上、得意ではないように思えます。
4本のヒゲを使ってエサを探します。

水面にエサを浮かべておくと
チョウザメたちが寄って来るのですが、
ヒゲや口に触れたものは、エサ以外のもの(指でも)でも、
とりあえず食いついてみます。
(食べられないものは吐き出します)

 
これぞ「指パク」っ‼

口に歯はありません。
エサは丸のみにします。


なので、


指を食べられても、食いちぎられることはありませんw

「指パク」体験は、チョウザメの習性を利用し、
魚との触れ合いを通じて、
魚の不思議とドキドキを
皆様に感じていただくコーナーなのです。


実は・・・、

昨日の記事、
全国の水族館・動物園の情報を
ひとまとめにしているサイト(4月4日号)で ↓
動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring

なんとトップに紹介されました \(^o^)/

が、 (以下、原文ママ引用)
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記事本文は魚の正面顔を見て何の種類だか考えるクイズ。
楽しい企画です。が、若干おこがましいことを申しますと、
水族館の職員さんならともかく、
一般庶民にとって魚の正面顔というのは
そうそう注目するものではありませんから、
もう一言ワンポイント解説なりいただけると、
「ああ、この水族館の展示はこんなに丁寧なんだ。
ぜひ見に行きたいな」と思われるかもしれません。
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※当サイト狙い撃ち企画...。
魚の正面顔を見て種名を当てるクイズ。写真5枚。
ここまでやるならワンポイント解説があれば
絶対に読者さんに喜ばれますよと
こちらからリクエストしたく...。
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と、ごもっともなコメントを賜りましたので、
今回は少し突っ込んだ内容の投稿になりましたw

今後はもっと「正攻法」で上位に取り上げられるよう、
精進したいと思います <m(__)m>



(T.N.)
 
標津サーモン科学館のFacebook
ヨロシクネッwww♪
 


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