2018年3月27日火曜日

シーズンスタート♪

「網、入れたよ~♪」

漁師さんからご連絡いただきました。

流氷が入って来る根室海峡、標津前浜では冬季間定置網は一旦お休み。
流氷の動きや魚の様子を見ながら、春の定置網が入ります。

いつもお世話になっている漁場では、今日が初陣。



私も展示魚を分けて頂きに同乗しました♪

「沿岸小定置網」と呼ばれる小規模な定置網です。
ニシンが良さそうだという事前情報。
ひょっとしたらサクラマスも?という淡い期待。

さてさて結果は・・・?

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2018年3月24日土曜日

ばくりっこ

春休みに入った週末。
穏やかな天候にも恵まれ、多くの方にご来館頂きました。
ありがとうございます <m(__)m>

館内「魚道水槽」では、












 


シロザケの稚魚約10,000尾を展示中。

このシロザケたちをはじめ、当館で展示しているサケ科魚類のほとんどは、当館で人工授精をして継代飼育をしています。




しかし、長く継代飼育を続けていると、オス・メスの成熟のタイミングが合わないなど、うまく次世代がとれないこともあります。
また、だんだん血が濃くなってしまうこともあります。

そんな時に助けて頂いているのが、



「札幌市豊平川さけ科学館」

サケ科魚類をメインに扱う水族館同士として、「ばくりっこ」してもらっています。

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2018年3月21日水曜日

巨大チョウザメ「エサガブ」チャレンジ!

2mのダウリアチョウザメに、お客様自らがエサをあげる



巨大チョウザメ「エサガブ」チャレンジ!
※週末限定・1日2組(先着)・1回500円

水しぶきを上げて、一瞬でエサをひとのみにします。


エサとなる魚(画像の場合は採卵後のサクラマス)を手に持って頂き、チョウザメの口元に差し出すと、



普段は収納されている「口」が、目にもとまらぬ速さで突き出てきて、エサを奪い取っていきます。

お客様の手とチョウザメとの接触はないのですが、目の前に迫る巨体と、「バクッ!」とも「ドンッ!」とも聞こえる音と衝撃があり、かなりインパクトのあるチャレンジ体験になっています。

実際、本当に一瞬の出来事なので、何がどうなっているのかわからないうちに、手からエサがなくなっている、という状況なのですが、

この度、連写撮影に成功しましたので、紹介します!

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2018年3月17日土曜日

チョウザメの検卵

昨日3/16、チョウザメの検卵を行いました。
メスの体内の卵の成熟状況をチェックする作業です。

チョウザメ類は、外見上での雌雄判別はできません。
ある程度「成熟しているであろう」個体は、腹部を少し切って生殖腺(卵巣or精巣)を確認し、オスメスを見極めます。
また、メスが抱卵しているかや、卵の成熟度合をチェックする際にも、同様の作業が必要だったのですが、

今回はチョウザメ用の「検卵器」を使いました。
(チョウザメ養殖で使われているもの)

今回チェックしたのは、ベステル(オオチョウザメ♀×コチョウザメ♂)のメス。



タンクから取り出して、二人がかりで抑え、

他の臓器を傷つけないように刺す位置は慎重に・・・、



アイスピックのような検卵器をブスリ。

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2018年3月13日火曜日

実はウグイは凄い奴!?

標津サーモン科学館内に「川の広場」という生体展示を中心とした区画があり,そこにはイトウ,ニジマスなどのサケ科魚類の水槽や,お馴染みのチョウザメ「指パク」体験コーナー,そしてウグイ(コイ科ウグイ属)の水槽もあります。



釣り人などには嫌われがちなウグイですが,食欲が旺盛なため,ご購入いただいた餌を与えるお客様には意外に人気があります。


ウグイが餌に飛びつき,波立つ水槽

コイ科魚類は純淡水魚の一大グループとして知られていますが,ウグイと同属のマルタウグイ*には他のコイ科魚類にはない特性があります。それは海で暮らすこともできる(繁殖は淡水域で行われますが)という性質=降海性です。


道内沿岸で釣れたマルタウグイ(と思われる)。ウグイ属魚類は種間交雑が頻発するため,婚姻色が出る繁殖期を除けば,外観からの種判別は難しい。

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2018年3月12日月曜日

家族が増えました!!

標津サーモン科学館では、「魚道水槽」にシロザケの稚魚を展示しています。


 シロザケの稚魚、約10,000尾!

それに「稚魚コーナー」には、多くのサケ科魚類の稚魚たちがいます。

が、稚魚はサケたちだけではないのです!

熱帯魚コーナー『宝の洞窟』水槽でも、ひっそりと新しい命が誕生していたのです!!



おそらくプラティの稚魚

可愛いですな~ (>_<)
水槽の中でチョコチョコ泳ぎ回る姿は、もぉ~愛くるしい!



展示している熱帯魚の稚魚はこの子だけですが、バックヤードにも1尾います。

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2018年3月8日木曜日

3/10(土)メディア情報!

今晩3/8から明日3/9にかけて、道東方面も荒天に見舞われそうです・・・。
前線を伴った低気圧の接近により、南風と雨が降り続く予報です。
吹雪とは違いますが、ちょっと警戒が必要そうですね。
皆様、ご注意下さい。

さて、

明後日3/10(土)9:50~ 


HTBテレビ「LOVE HOKKAIDO」
にて、標津サーモン科学館も登場します♪

別海町野付半島・標津町・中標津町と、冬の道東を満喫して頂いた様子が紹介されますよ!
放送は北海道内に加えて、上海・台湾・ハワイ!!
さらに放送終了後には、デマンド配信(無料)されますので、世界中からご覧になれます!
まずは、3/10の放送を要チェック!!

李さんもアリョーナさんも来てくれましたよ♪


また、同日3/10は、
「漁農食堂」

町内の若手漁師のグループ「標津漁師会」と若手酪農家のグループ「ペコスケ」のコラボ企画。先週3/3(土)に引き続き、明後日3/10(土)限定開催です。

今回の新作となるカレーや餃子、漁師ならではの魚介類に、酪農家のチーズ♪
当日のスタッフはもちろんグループのメンバー=生産者の皆さんです!
昼の部 11:00~15:00
夜の部 17:00~24:00
標津町南1条東1丁目 喫茶「reef」
*国道244号線沿い、標津市街中心部

さらに・・・、

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2018年3月5日月曜日

体験!! アイヌ料理!

3月3日の土曜日、標津町観光協会主催で「アイヌ料理勉強会」が開催されました。今回は、宿泊・飲食店事業者を対象としたものでしたが、お声をかけて頂き私も参加してきました。

阿寒湖の民芸喫茶「ポロンノ」から、床 みどりさんと床 絵美さんを講師に、料理を作って試食します!
まずは、メニューと材料!


オハウ(汁物)が2品、チェプ(サケ)とユク(シカ)。

鹿肉(もちろんエゾシカ)があることに興奮!
そういえば、まだ私は食べたことが無かった・・・。
(もちろんサケは標津産♪)

さて、調理開始です。

野菜を切る人、魚をさばく人、焼く人、煮る人…
分担して5つの料理を作っていきます。

汁物用にコンブを焼いて使うのですが、



こんな感じにコンブ全体にポツポツができるとOKとのこと。


汁物の野菜などを煮込んで・・・、


↑ 鹿肉、美味しそう!


↑ 鹿肉を切る館長

参加していた奥様方に「一番楽しそうにやっている」と言われていました♪


1時間程で、料理は完成!!

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2018年3月2日金曜日

標津町内情報♪

3/1から3/2にかけて、発達した低気圧により荒天に見舞われた道内。

吹雪の被害・影響に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
当地標津では、3/1午後から横殴りに雪が吹きつけるようになり、明けて今朝3/2には、ずっしり重たい雪の除雪が待っていました。
幸い周辺道路の通行止めも一時的なもので済みましたが、強風が残りそうですので、引き続き注意が必要でしょうか。
標津サーモン科学館は、通常通り開館しています。

さて、標津町内の情報をいくつか。

その1.「漁農食堂」

 

町内の若手漁師のグループ「標津漁師会」と若手酪農家のグループ「ペコスケ」のコラボ企画。
明日3/3(土)と3/10(土)の限定企画です。
今回の新作となるカレーや餃子、漁師ならではの魚介類に、酪農家のチーズ♪
当日のスタッフはもちろんグループのメンバー=生産者の皆さんです!

3/3(土)・3/10(土)
昼の部 11:00~15:00
夜の部 17:00~24:00
標津町南1条東1丁目 喫茶「reef」
*国道244号線沿い、標津市街中心部

他にもあります♪

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