まずは、この動画をご覧いただこう。
〇シロザケの産卵予報放送
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巨大チョウザメ【腕ガブ】いずれも、webサイト「デイリーポータルZ」で紹介されたものである。
「愉快な気分になりますが、役に立つことはありません」と言い切る娯楽サイトながら、個性豊かなライター陣の興味と発想の赴くまま、世の中のトレンドにとらわれることなく、ありとあらゆるジャンルの記事が日々更新されているポータルサイトである。
このサイトのライター伊藤健史氏は、2015年秋以降、年1~2回ほどのペースで来訪され、標津サーモン科学館とサケ、標津町のことを取材し、記事にされている。
己の知的好奇心が発端ながら、奥深いサケ(+α)の世界を旅し、読み始めたらスクロールする指を止められない文章力で、膨大な情報量を一気に読ませてくれる。
すでに他のメディアにはないほどのサケに関する情報量が集積されており、サイト編集部曰く「サケに関してはナショジオよりもデイリー」と言わせしめる充実度を誇る。
しかし、当サイト内では、その他の魅力的な記事も日々公開されており、お目当ての過去記事へ辿りつくことが困難な迷宮(ラビリンス)となっていることから、ここに一覧として記録するものである。
以下、公開順に記事へのリンクを記録する。
*各タイトルから記事へとリンク(掲載内容は、取材・公開時点のもの)
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○2015年10月21日:【めざせ!サケマイスター】
記念すべきファーストコンタクトとなる記事。サケを食べ、遡上を見、新巻鮭作りを体験。サケマイスターへの道を歩み始める。
当館とは別ルートで伊藤氏の身近に「サケ人脈」が存在することが発覚、尾岱沼漁港から秋サケ漁へ同行することに。
○2016年11月23日:【チョウザメに指をかまれる水族館】
サーモン科学館においてサケと双璧をなす存在となっているチョウザメについて深堀りした。公開時の反響が大きかった記事である。
○2017年4月12日:【野付ジャンボホタテ漁の熱い冬】
サーモン科学館は登場しない記事だが、ご近所(隣町)であり、標津町でも同様のホタテ漁は盛んであることから記録する。
○2017年12月21日:【サケの産卵マニアックス】
11月の「産卵行動展示」、産卵に立ち会うとともに、その瞬間に至るまでのサケ(とスタッフ)のドラマをレポートする。
12月公開の【サケの産卵マニアックス】の記事で編集部が選ぶ「月間敢闘賞」受賞、名言「近所の定食屋よりも標津の料亭「武田」に行った回数のほうが多いですからね」を得た。
○2018年1月24日:【史上4人目、「サケマイスター」2級ゲット!】
サケの産卵環境観察・人工授精体験を経て、晴れて2級昇格!
○2018年11月21日:【取り出せ内臓!サケの解剖グルメ】
館長によるサケの解剖講座を受講しつつ、その身から内臓までを食べつくすスペシャルな宴を催した。
○2019年7月17日:【あのマットができるまで】
玄関の泥落としマットの製作元を訪ねる記事。当然、標津ともサケとも関係ない内容ながら、意外なパターンで当館が登場する。
○2019年11月26日:【北海道インディアン水車三都めぐり】
道内三箇所に点在するサケを捕るための捕魚車、通称「インディアン水車」をめぐった。
○2020年1月29日:【1月11日は「いい飯寿司の日」標津町の「鮭飯寿司」にのめり込む】
渋谷で一切れを口にしたことに端を発し、その作成から1か月に及ぶ熟成期間の心情表現、試食会出品に至るまで、奥深き「鮭飯寿司」の世界にのめり込む。
○2020年11月6日:【トラウトはサーモンを超えているか】
メジャーリーグにおいてトラウト選手がサーモン氏の球団記録を超えたことに端を発し、「トラウトとサーモン」問題沼へと足を踏み込む。時節柄、ZOOMインタビューでのやり取りが記事化された。
関連して、標津に通い出す前(before標津)のサケおよび道東に関する過去記事も記録する。
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○2014年10月15日:【サケの遡上めぐり】
知床と十勝でサケの遡上ポイントを巡った記録。この時に予定通り標津へ来ていたら、現在の展開はなかったかもしれない(遠音別川のご老人達、ファインプレー)。
○2014年11月12日:【利根川に遡上するサケを見る「利根大堰サケ遡上・採卵観察会」】
あまり知られていないが、利根川にもサケは遡上する(太平洋側南限)。遡上・採卵観察会に参加した。
○2016年3月2日:【釧路、でかい鳥めぐり】
特集「でかいもの」の一環で、冬の釧路湿原から厚岸・風連湖まで、「でかい鳥」を追った。
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その他、伊藤氏は有毒動物にも造詣が深く、近年は標津とともに沖縄・離島のハブを探す記事も多数執筆されている。野鳥や昆虫に関する記事が多いが、街で目に付くものや脱力系の工作ネタなど、その守備範囲は幅広く、下記の記事一覧リンクから「伊藤沼」を巡ってほしい。
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