2014年7月31日木曜日

手直しと新入りと・・・。

今日で7月も終わり・・・。
過ぎ行く日々の速さに焦りながらも、
なかなか片付かない業務を憂いつつ、

本日は、館内「大水槽」横の

90cm水槽

少々気になっていた手直しをw

ホッカイエビ(ホッカイシマエビ)をメインとしつつも、
ハナサキガニやイソバテングなど様々な生き物の雑居水槽になっていますが、

先日よりメンバーとなっているトクビレ科の魚たちの体つきや動きを見ていて、
砂に潜りたそうだなぁ~と感じていました。

というわけで、底床の小石にの上に細かい砂を追加投入!!

その結果、

シチロウウオ

 シチロウウオは体半分ほどを砂に埋め、満足気。
カムトサチウオに至っては、完全に砂に潜ってしまい、
写真に収めることもかないません・・・。

以前投入したエラコはカニたちのオヤツにになりつつも、
割と調子良さそうで、

 雪のような細かいイサザアミを背景に開くエラコの花

続いて、新入り情報♪

↓↓↓

2014年7月30日水曜日

訂正・・・ 

本日(7/30)早朝、
漁船に同乗しての活魚作業へ出掛けてきました。

シロザケは1本!!

カラフトマス

 そこそこの数が漁獲されたカラフトマスは、
激選した3本を搬入しました♪

その他、

シチロウウオ 


ヤセサブロウ

といった、姿も名前もけったいなトクビレ科の魚たちも入りましたw


そんな中で、


この魚、これまで「サブロウ」として扱ってきましたが、
今回改めて図鑑を確認した所、「カムトサチウオ」という
よりけったいな名前の魚であることが判明しました!
(どこでどう区切って読んだらいいのやら・・・??)

この場を借りて、訂正とお詫び致します <m(__)m>
このブログ内の過去の記事も、随時訂正していきます

さて、
今週末に迫った標津町民祭り「水・キラリ」

メイン会場となるサーモンパークの芝生広場では、

2014年7月29日火曜日

どこまでも~~~

全道的に好天に恵まれました。
当地標津周辺も青空が広がった1日。

周辺の町を一回りしてきましたよ♪

中標津町「開陽台」

 開陽台は「ライダーの聖地」とも呼ばれます。
330度の視界と、丸く見える地平線、開陽台からの景観はもちろんですが、


ミルクロード

そこに至る直線道路、通称「ミルクロード」を走ることも併せての「聖地」なのでしょう。

確かに、どこまでも続くようなこの道を、
自慢の鉄馬で走り抜ける爽快感はたまらないでしょう!!
(私は免許もバイクも持ち合わせていませんが・・・)

ま、この地域では、この道だけでなく、
「どこまでも続く直線道路」は、あちこちにありますが。

そして、時折姿を現す・・・、
↓↓↓

2014年7月28日月曜日

来たるべき日に備えて

朝方は、強い風と雨に見舞われた標津。
漁船に同乗しての活魚作業の予定があり、早朝からスタンバイしていましたが、
浜に行ってみれば、あきらかに出漁できない時化模様・・・。

午後には、気持ちのよい青空が戻ってきましたw

地上30mの「展望室」から見下ろせば、

 敷地内「芝生広場」の遊具で遊ぶ子供たちw

夏休みに入り、お子様たちの姿も多く見かけます♪

その傍らでは、

除草剤をまくスタッフや、 

草刈後の草集めに精を出すスタッフの姿がwww

 そう、

その他の下準備の作業も、徐々に進められていますw
様々なイベントも予定されていますよ。

「祭り」へのご参加はもちろんのこと、
併せてサーモン科学館へのご来館をお待ちしております!!


夕刻の館内では、

館内で一番大きい水槽である「海水大水槽」

なんとなく、魚たちが左側の上・中層に集まっていることにお気づきでしょうか??

↓↓↓

2014年7月27日日曜日

漁港から・・・

あいにくの天候となった日曜日・・・。

ここ標津も、霧雨が降ったり止んだりの1日でした。

とはいえ、夏休みに入った週末ということもあってか、
多くの方にご来館いただきましたw

ありがとうございます <m(__)m>

さて、

この度、館内2階「展示室」に、90cm水槽を設置しました♪


その住民は・・・

 キタカミクラゲ

標津周辺で見られるクラゲたちですw

昨年開催した特別展「クラゲ」の好評に味を占めたわけではありませんが、
魚だけではなく、この周辺に暮らす生き物を多く展示・紹介することは、
当館の社会的使命の一つだと思っています。

 
ドフラインクラゲ 

水槽については、「改良の余地あり」な状況ですが、
魚たちとはまた違ったフワフワ漂うクラゲたちの動きは、
「癒し系」の存在といえるでしょう♪

これらのクラゲたちは、
標津漁港などから採取してくるわけですが、

そのついでに・・・、

2014年7月26日土曜日

見過ごされてしまう水槽・・・

各地で猛暑となっているようです。
ここ標津町も朝から蒸し暑く(といっては怒られる程度かもしれませんが)
午後からは雨も降り出しました。

とはいえ、週末ということもあり、
多くの方にご来館いただき、

感謝申し上げます <m(__)m>

さて、

標津サーモン科学館館内には、
大小数々の水槽がありますが、

その中で、人気のある水槽・人気のない水槽があります・・・。

マイナー生物であるユムシキンコなどは、
かえって多くの方が覗き込んでいまして、

残念ながら足を止める方が少ない水槽群が、

 
「川の広場」一角の「北海道の川の生物コーナー」

8基の60cm水槽を並べ、周辺の川で見られる小魚などを展示しています。

見学順路の並び上、
インパクトのある「チョウザメ指パク体験コーナー」で盛り上がった直後に、
地味な体色の小魚たちを展示しているので、
どうしても素通りする結果になってしまうようです。

ただでさえ色味の少なく、存在も地味な生き物たちの水槽群なので、
せめて見栄えが悪くならないようにしようと、
時間を見つけては掃除をするようにしています。

このコーナーの中でも、ニホンザリガニやドジョウなどは
まだ足を止めて頂けるようですが、



↓↓↓

2014年7月24日木曜日

メディアday・・・!!

今日7/24は、なんだかメディアごとの話が続いた日でして、

・福島中央テレビで、北海道を徒歩で回る企画にチャレンジ中の皆様がご来館
・STVラジオ「どさんこラジオ」出演依頼の連絡(電話収録で出演予定)

その他、旅行雑誌掲載に関してのやり取りなど、
「サケのシーズン」に入りつつある気配を
業務からも感じる一日となりました。

北海道新聞の記者の方も来館され、


先日より開催中の、
特別展「忠類川サーモン一シング20周年」について、
取材していただきましたよw

この展示スペースの一角には、


お手製の「釣り堀コーナー」も設置していまして、

2014年7月23日水曜日

成果品www 標津小4年生

本日(7/23)、標津神社祭り本祭ということで、
サーモン科学館へも、

とどわら太鼓

 賑やかな「とどわら太鼓」の皆様と、

子供神輿

 子供神輿の皆さんが、立ち寄ってくれました。
冷たい雨が降る中、ありがとうございました & お疲れさま


さて、話は少し遡りますが、
先だって、標津小学校の皆さんが来館されました。
地元標津小学校では、学習段階に合わせて様々な「サケ学習」を行います。

今回来館された4年生は、「サーモン科学館探検隊」。
2回に渡り来館し、各自テーマを決めて(好きな魚を選んで)、
その魚のことを調べたレポートを作成します。

 
館内の説明書きを見たり、職員に聞いてみたり・・・、

対応した館長曰く、
「なぜ、自分がその魚を選んだか」と
「調べた事実だけでなく、自分の感想」を入れなさい、
という2点を強調したということです。

昨日、そのレポートが完成し、

館内の一角に掲示されましたw

小学校4年生ですから、誤字・脱字、多少の間違いには目を瞑って、
概ね上記2点を含まれていることと、頑張って作成した雰囲気を評価しましょう (^o^)

なかなか出来が良いイラストが多かったので、何点か紹介しますw

↓↓↓

2014年7月22日火曜日

活魚作業の成果・・・ \(^o^)/

予定通り、本日7/22早朝、
漁船に同乗しての活魚作業・・・w

とうとう待ちに待った彼らが帰ってきました!!
シロザケ(オス)
 
今季初となるシロザケ入りました \(^o^)/
 
「一姫二太郎」ではありませんが、
うまい具合にオス・メス1本ずつ入りましたよ♪
サクラマス・カラフトマスと比べて、
サイズも太さもある立派な魚体は必見です!!

他にも・・・、

2014年7月21日月曜日

海の日・・・♪

本日7/21は、「海の日」♪

三連休ということもあり、
多くの方にご来館いただき、
感謝申し上げます <m(__)m>

海の日ですから、
標津の海に暮らす魚たちの話題を・・・。

館内「大水槽」では、

サクラマス

 サクラマスたちの体に徐々に婚姻色が出てきました。
オスの中には、顔つきが変わり始めた個体も・・・。


ホッケ

 開きが食卓に上る機会も多いホッケ。
開く前の泳ぐ姿を見ると、皆様新鮮な驚きがあるようですw


ケムシカジカ

何がどうなっているのかわからない一塊の物体に見えますが、
眼も口もある魚の頭部ですw
けったいな外見ですが、「ナベコワシ」という別名を持ち、
味噌汁・鍋の具材としてもお馴染みですね♪

そうそう、


↓↓↓

2014年7月20日日曜日

新顔紹介♪

三連休に入り、多くの方にご来館いただいております♪
 

ありがとうございます <m(__)m>

皆様の楽しげな嬌声が館内に響いているのを聞くと、
スタッフ一同、日々の努力が報われるとともに、
業務の励みにもなりますね♪


さて、

先日より、新顔が入っておりますので、
この場を借りて、お目通りを♪

館内2階「展示室」の一角、熱帯魚などを展示しているコーナーでは、

スポッテッド・ガー

 アメリカ東部などに生息するガーの仲間。
この仲間では、アリゲーター・ガーが比較的有名ですね。
現在ベビーサイズ。迫力ある魚体に育てていきたいものです。

人気のカクレクマノミなどを展示している「海水熱帯魚水槽」では、

 プテラポゴン・カウデルニィ

黒白の縞模様と、胸ビレのブルーが鮮やかなプテラポゴン・カウデルニィが仲間入り♪
(どうしてもこの名前が覚えられない・・・)

割とのんびり屋さんのテンジクダイの仲間ですw


フタスジリュウキュウスズメダイ
 スズメダイ類は、忙しなく泳ぎ回るので、
写真が撮りにくい・・・
 
サーモン科学館で展示している魚たちの多くは、
人工授精で類代飼育しているサケ科魚類や、
活魚・採取しているものがほとんどですが、
いわゆる「熱帯魚」は手に入らないので、購入しています。

海水熱帯魚は、近々さらに補充予定ですので、
お楽しみに♪

その他、思いがけないルートでやって来た仲間たち・・・

↓ ↓ ↓

2014年7月18日金曜日

特別展、始まる!!

明日から三連休♪
夏休みが始まる方もいるでしょうw

「夏休みは標津サーモン科学館へ!!」
 
皆様のご来館をお待ちしております!!


さて、
先立ってお知らせいたしましたが、


というわけで、
明日7/19より、サーモン科学館内でも、
特別展「忠類川サーモンフィッシング20周年」がスタートです♪


その準備のため、スタッフ一同は、
ここ数日、「夏休みが終わる直前の小学生のような日々」を送っていたわけですが、

河川に遡上した「さけます」は採捕することが禁じられています。
その大前提に対して、「釣獲調査」という形で、
遡上したシロザケ・カラフトマスを釣ることができる制度を最初に取り入れたのが、
標津町・忠類川ですw

現在では、各地で同様の取り組みがなされている河川がありますが、
その先駆となった存在です。

展示スペースでは、

↓↓↓

2014年7月17日木曜日

もじゃもじゃ

今週末は三連休♪
夏休みに入る方もいることでしょう。
 
標津サーモン科学館でも、
夏休みシーズンに向けて、
いろいろ仕込み作業中w
 
明後日7/19からは、
特別展「忠類川サーモンフィッシング20周年」
開催に向けて、鋭意作業進行中です!!

その準備作業に追われる中、
いつもの漁師さんがやって来て、
色々な生き物が補充されました♪
(いつもありがとうございます)

その中のひとつ、


なんだか得体のしれない、
もじゃもじゃとしたメデューサのような物体・・・。


 
落ち着くと、管の先端から花が開きます。

↓↓↓

2014年7月15日火曜日

祝!! カラフトマスwww

予定通り、漁船に同乗しての活魚作業から始まった本日(7/15)。


無事、初物となるカラフトマスを、
「海水大水槽」へ迎え入れることができました \(^o^)/

新入りのカラフトマスなどは、表層をウロウロしていることが多いようです。
そして、新入りには先輩の洗礼が・・・、

 
マツカワ軍団のちょっかい・・・w



なかなか凶悪面したマツカワ(カレイ)、
20cm位の魚なら一飲みです。

さすがにカラフトマスが食われることはないでしょうが、
さすがにうっとおしそうに振り切っていました。

↓↓↓

2014年7月14日月曜日

思惑違い・・・

先日より、細々と思惑違いな出来事が重なりまして、
やるつもりだったことが、なかなかこなせずにいます・・・。

今日のネタにしようと思っていた画像データが使えない状態だったり、
パソコンの不具合につき合わされたり、

先日アップしようとしたネタをし損ねたり・・・、

というわけで、
7/12にアップしようとしたネタを、今更公開・・・。
数日遡ったつもりでお付き合いください <m(__)m>


気持ちのよい青空に恵まれた7/12、
地上30m「展望室」からは、

北方領土国後島がクッキリ♪ 


標津町の花でもあるハマナスが咲く季節となりましたw

館内では、少々水槽の入れ替えを行い、


先日やって来た、あの禁断の不思議生物「キンコ」
表舞台に登場しました \(^o^)/

その場所は・・・、



2014年7月12日土曜日

7月13日(日):サクラマス遡上観察会

台風の影響も懸念された、
明日(7/13)の「サクラマス遡上観察会」ですが、

本日現地の様子を確認したところ、

「問題なし!!」

との判断です \(^o^)/

要綱通りに実施予定です!!

取り急ぎの、お知らせでしたw

2014年7月10日木曜日

雨の1日・・・ 館内では・・・

各地からの台風による被害が報道されています。

当地標津へ接近するのは明日以降になるのでしょうが、
午前中から雨が降り続いた今日(7/10)。

雨の中ご来館いただいた皆様、
ありがとうございます <m(__)m>

今週末7/13には、サクラマス遡上観察会(pdfファイル)が控えていることもあり、
何度も天気情報をチェックしていました。

現在の予報では、天候は回復する見込みですが、
増水などの影響も懸念され、実施判断は直前になりそうです。

定員まではまだ余裕がありますので、ご参加の受付は継続していますよ。


そんな本日、

事務仕事の合間を縫って、カメラ片手に館内を巡回♪

 案内スタッフ(右)が、解説中♪

館内要所にいる案内スタッフは、
順路の誘導や展示魚の説明などを担当しています。
ご質問などは、気軽にお声かけくださいね♪


他の水槽に目をやれば、

? ? ?


2014年7月8日火曜日

我が名は○○○!!

今週末7/13(日)、「サクラマス遡上観察会」を開催しますw

標津町内の清流:忠類川の金山の滝で、
ジャンプを繰り返すサクラマスの様子を観察しに行きます。
 
10:30~12:30
10:30:標津サーモン科学館集合
各自、現地へ移動
12:00:現地解散
入館料+520円(資料代など)

定員まで、まだ余裕があります。
お申込み・お問い合わせは、サーモン科学館(0153-82-1141)までw
皆様のご参加をお待ちしております!!


さて、

本日(7/8)、昼過ぎ頃でしょうか・・・。

港での遭遇率No.1の釣り師のオジサンからの持ち込みアリ♪
「なんか変なのが、掛かったんだけどさ・・・」
(=サーモン科学館のスタッフなら、変なものが好きだろう・・・w)

で、

 ???

全長20cmほどでしょうか、何とも説明しがたい物体です。

が、さすが館長!!
心当たりがあるらしく・・・、

2014年7月7日月曜日

時、来たる・・・w

春からエゾサンショウウオの幼生を展示してきましたが、
日々エサのオタマジャクシをモリモリと食べ、
 
いよいよ上陸のタイミングとなりました \(^o^)/

というわけで、

本日(7/7)、水槽の入れ替えを行いましたw

一時的な展示水槽のため、いたってシンプルなレイアウト。
浅目に水を張り、砂利を使い緩やかな傾斜で上陸できるようにしています。



現在3尾を収容・展示していますが、
(この子は、まだウーパールーパー状態)


そのうち1尾は、夕方にはすでに外鰓が縮み始め、
上陸への準備を進めているようですよ♪


その他にも、本日の館内では、

2014年7月6日日曜日

定位置・・・w

当地標津でも、青空に恵まれた1日となりましたw
吹く風は日陰だと肌寒いほどで、過ごしやすい気候。

週末ということもあり、多くの方にご来館いただきましたw

ありがとうございます <m(__)m>


さて、

館内1階に3基並んだ海水「中水槽」。
その真ん中の水槽では、


オオカミウオ2尾を展示しているのですが、

その1尾が、


水槽上部の排水口付近を定位置にしてしまいまして・・・。
(前掲画像赤矢印部分)
 
最初に見つけた職員Oは、死んでしまったのかと思い、つついてみたそうですw

展示する側としては、思惑とは違う成り行きで、正直悩ましい所ですが、
当の本人が気に入っているようなので、いたしかたなし・・・。

その隣の「フサギンポ水槽」では、


水槽を冷やすクーラーの金属部分が気に入ってしまったようで・・・。

水槽右壁面の片隅に収まってしまい、
パッと見、がらんどうの水槽になってしまっています・・・。
(人の気配を察すると、「エサちょーだい♪」とおねだりしに出てきますがw)

コチラとしても、いろいろ考えてレイアウトしている面もあるのですが、
魚の習性や気分もあるのでしょう、
いい塩梅で定位置を決めてくれないこともあり、
思惑通りにいかない所が、もどかしい所でもあり、面白い所でもあり・・・。