2019年1月31日木曜日

明日2/1から冬季開館!!

12~1月は冬季休館とさせていただいておりました標津サーモン科学館は、

明日2/1(金)より「冬季開館」いたします。


この冬は、休館中に館内改修工事が行われ、「お正月特別開館」は休止となりました。

改めまして、本年も標津サーモン科学館をよろしくお願いいたします!
(当館的には、明日が元日な気分)



今回の改修工事では、館内「海水大水槽」・「中水槽」・「川の広場」の各水槽の水を全部抜き、壁面の塗装や、展示面アクリルの研磨を行いました。


キレイになった「海水大水槽」

アクリルがクリアになったことに加え、水槽内壁面・底面をブルーに塗り替えたことにより、魚がきれいに見えるようになったと思います。


 クロソイ:「海水大水槽」

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2019年1月28日月曜日

ちょっとエフィラの話がしたかった

凍える寒さの今日この頃。
最高気温が0度を下回る日々が続いています。

当館は、12~1月と冬季休館中なのですが、生き物の世話に休みはありません。

ある日、クラゲの世話をしていると・・・、
当館で飼育しているミズクラゲの「ストロビラ」が、ついに「エフィラ」を発生しました!!

秋頃からでしょうか、
当館で飼育していたエフィラが、全て成体へと変態し、ストロビラの「ストロビレーション」が止まってしまったため、エフィラの展示が出来ずにいました。
(*ストロビレーションとは、ストロビラから個々のエフィラに分裂していくこと)
過去の記事で「ストロビラ」や「ポリプ」の簡単な説明をしています。



上の写真の赤い丸印はまさにストロビレーションの最中です。
オレンジと茶色の2色に分かれていますが、茶色の所から徐々にポリプが分裂しています。

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2019年1月24日木曜日

「左向き」のカレイ

ヌマガレイ(地方名 カワガレイ,ゴソガレイなど)は,道内沿岸で釣れる主なカレイ類の一種。その名の通り,河口周辺など,塩分濃度が低めの海域に比較的多く生息するカレイで,時には海に近い湖沼や河川の下流域でも釣れたりします。


ヌマガレイ(釧路管内某漁港にて釣獲)

ヌマガレイは鰭の黒い帯や体表面にあるイボ状の突起(骨板)が特徴的ですが,他のカレイと大きく違うところは,眼が左体側にあること(いわゆる「左向き」)。一般にカレイ類は「右向き」ですので,本種の眼の位置は例外的なのです。


「右向き」のマガレイ(網走管内某漁港にて釣獲)

ただし,図鑑などによれば,日本産のヌマガレイは全ての個体が「左向き」とされていますが,アラスカやアメリカ西海岸では「左向き」率が下がり,30~50%の個体が「右向き」となるそう。実に面白いカレイですよね(^_^)

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2019年1月23日水曜日

地域おこし協力隊募集(サーモン科学館支援員):標津町

標津町では
「地域おこし協力隊(サーモン科学館支援員)」を募集しています。

○標津サーモン科学館支援員

*1名
主にサーモン科学館に従事していただきます。
 標津町の観光中核施設である、サーモン科学館の来館者増を目標に、展示魚類の飼育管理や来館者へのサービス提供、サケ科魚類全般の研究などを通じて、魅力ある展示活動に積極的に取り 組んでいただける方をお待ちしております。
○任期 
 2019年(平成31年)4月1日~2020年3月31日
まで
(活動状況等に応じて、最長3年間まで任期の延長有り)
○応募期限
 2019年2月8日(金)まで

ご興味ある方は、
標津町役場サイト
標津町地域おこし協力隊募集」を
ご確認ください。

担当窓口は
標津町役場商工観光課
Tel.0153-82-2131
となります。

標津サーモン科学館支援員の活動内容に関しては
標津サーモン科学館
Tel.0153-82-1141まで
お問い合わせください。



※拡散可 

2019年1月22日火曜日

始まる

道外の方は違和感があるかと思いますが、冬休みの長い北海道内の小学校は、この1/20前後に3学期が始まります。

標津町内の標津小学校は1/18が始業式となりました。

新学期早々の昨日1/20、標津小学校へお届け物♪



シロザケの卵をお届けっ♪

「サケの町 標津」の標津小学校、
学習段階に合わせて、様々な「サケ体験学習」があります。
そのスタートが、このシロザケの飼育。

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2019年1月18日金曜日

川と海を行き来するカニ

川と海を行き来する回遊のことを学術的には「通し(とおし)回遊」と呼びますが,そのような回遊を行うのはサケなどの魚類だけではありません。一部の甲殻類もまた「通し回遊」を行います。
北海道など,国内に広く分布するモクズガニはそんな甲殻類の一種。


 当館裏の小川で採取されたモクズガニ

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2019年1月15日火曜日

氷の季節

先日1/13、網走で流氷初日を迎えたというニュースを聞きつけ、
昨日1/14、様子を見に行ってきました!

名勝「天都山」に立つ「オホーツク流氷館」の屋上から見渡せば、


網走市街からやや東寄りの海上に流氷帯が!
(前掲画像赤丸部分)

何事も「初物」はありがたい気分になりますね♪

いよいよ流氷シーズンの到来、これから一面を流氷が埋めるようになるでしょう。

そんな寒い季節のお楽しみといえば・・・、

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2019年1月10日木曜日

回想:バイカモ美しき川

昨秋,管轄機関の許可を受け,関係者以外の立ち入りが禁止されている根室管内某河川の最上流部で,サクラマスの遡上親魚を観察させていただきました。そこは湧水が豊富で,日本固有の沈水植物であるバイカモ(梅花藻)が繁茂する美しく穏やかな流れ。



水温を測らせてもらうと,午後3時頃で9.5℃。



 同じ根室管内でも,その日の午前,調査に同行するため入渓した別な非湧水河川では,正午頃で16.8℃(ただし,下流部の水温)。同じ管内でも,河川間で水温環境はかなり違うようですね。



話は戻って,その日の午後,某河川の最上流部を見せていただくと・・・

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2019年1月9日水曜日

続く館内工事

今年は館内改修工事のため「お正月特別開館」は休止となり、ちょっと寂しいお正月でした。
毎年楽しみにして頂いている方も多く、申し訳ありませんでした。


地上30m「展望室」から武佐岳(1/8)

お正月も明け、館内の改修工事も進んでおります!

年内には、一部水槽内の改修作業が進められましたが、
現在は・・・、

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2019年1月1日火曜日

謹賀新年

2019年、明けましておめでとうございます。

本年も、標津サーモン科学館をよろしくお願いいたします。

この冬は、館内改修工事のため、
恒例の「お正月特別開館」は休止となります。

毎年楽しみにされている方も多く、大変申し訳ございませんが、
ご了承ください。

標津サーモン科学館は、1月末まで冬季休館中です。
2/1より、開館いたします。


標津サーモン科学館のFacebook
ヨロシクネッ♪ 
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標津サーモン科学館は冬季休館中(12~1月)です。2月1日からの開館となります。
館内改修工事のため、「お正月特別開館」は休止となります。
隣接のサーモンハウスも、今季の営業を終了しています。
サーモンハウス横の公衆トイレは、常時ご利用いただくことができます。
*夜間は閉鎖
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