2017年8月31日木曜日

カラフトマス遡る川

お盆が過ぎた道東沿岸ではカラフトマスの来遊期を迎えており,当館の「海水大水槽」においても,標津の前浜で捕れたカラフトマスを多く展示しています。
本種は繁殖期が近づくにつれ,オスの背中が異様に盛り上がるという二次性徴でもお馴染みですね。


カラフトマス♂:海水大水槽

他のサケマスと同様,カラフトマスは北海道において重要な水産資源であり,古くから人工ふ化放流が行われています。近年の北海道(以下,北方領土を除く)からの年間放流数は1億尾から1億5千万尾ほどです。

近年では北海道や他地域から放流されるカラフトマスの相当数に標識が施され,その数が記録されているため,来遊したカラフトマスにどの程度標識魚が混じっているかを調べれば,放流魚(と野生魚)の割合が推定できそうです。実際,そのような調査研究が関係機関によって行われています。

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2017年8月30日水曜日

生き物、採集!

先日8/26のことになりますが、展示用のクラゲとイソガニ採集に、行ってきました。

まずはクラゲ狙い!

最寄りの標津漁港に出向いたのですが、




 全然見当たりません。


漁港内をアチコチ見て回りますが、どこも、クラゲの姿はナシ・・・。

それでも、なんとかベニクラゲとドフラインクラゲが、「ある程度」集まっている所がありました \(^o^)/

私が、ゴミなのか、クラゲなのか見定めているうちに、一緒に行った副館長は、慣れた手つきで、ポンポンと小さく透明なクラゲを見つけていきます。


 クラゲ成果バケツ。

わかりにくい写真ですね…
すいません( ;∀;)

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2017年8月26日土曜日

溜まってました!(お知らせが)

blog更新が滞りがちで、お知らせごとが溜まっていました・・・。
盛りだくさんでいきます! お付き合いください。


先日8/20より開放しております標津川「観覧橋」。



本日8/26の遡上状況は・・・、


カラフトマス
*画像は見やすくなるよう調整しています。


シロザケ
*画像は見やすくなるよう調整しています。

う~ん、現状では、「0(ゼロ)ではない」というレベルの状況でしょうか。

8月もそろそろ終わりますから、遡上数が上向いてくることを祈っています!


さて、明日8/27は、毎年恒例の


「青空コンサート」

標津町内の小中学校、町民吹奏楽団の演奏会です。
8/27 13:00~ サーモン科学館玄関前、名前の通り青空の下でのコンサートです。
*雨天時は生涯学習センター「あすぱる」

また、好評開催中の

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2017年8月20日日曜日

上から見るか? 横から見るか?

本日8/20、
標津サーモン科学館裏手の標津川にかかる「観覧橋」の供用を開始しました。



標津川河口から約2km、
橋の上から、遡上したサケたちの姿をご覧いただくことができます。


*2012年9月10日の画像

という施設なのですが、

まだまだシーズン序盤ということで、
今日現在ごくわずかにカラフトマスが見られる(頑張れば見つけられる)という程度です。
これから魚影も増えていくでしょうから、期待することにしましょう。

*周辺エリアでは、斜里町ウトロ地区「遠音別(おんねべつ)川」などで、遡上したカラフトマスが見られています。

今後、このブログやFacebookページでも標津川の遡上状況をお知らせしていきますので、ご参考くださいw

「観覧橋」は、11月中旬ごろまで、10~16時を目安に開放しています。
(ゲート開放中はご利用になれます)
*準備ができ次第、早めに開けていることもあります
*悪天候・増水時など、閉鎖することもあります

 
話変わって、昨日8/19のこと。

斜里第一漁協からご連絡いただき、



 斜里町ウトロ漁港よりダウリアチョウザメ1尾搬入しました \(^o^)/

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2017年8月17日木曜日

人気投票'17 ~結果発表!~

8/10~16の「サーモンパーク夏まつり」期間中、

標津サーモン科学館の生き物たち
『神7+1』人気投票'17

と題し、8種の生き物を対象に人気投票を行いました。

7日間での応募総数:543票! 

ご投票いただいた皆様、ありがとうございました <m(__)m>

出場した8種は、

1.シロザケ
2.イトウ
3.チョウザメ
4.ドクターフィッシュ
5.クリオネ
6.クラゲ
7.エゾサンショウウオ
8.サーモン科学館館長

あなたが投票したメンバーは何位?

気になる結果発表デス!

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2017年8月14日月曜日

あと2日!

夏らしからぬ肌寒い道東地方。
最高気温が20度に届かない日々が続いています。

Uターンラッシュが話題になり、お盆休みも終盤戦。

連日多くの方にご来館頂き、
感謝申し上げます <m(__)m>

北海道内の多くの学校では、もうすぐ夏休みが終わります。

楽しい思い出はたくさんできましたか??


シロザケ♀:海水大水槽

「海水大水槽」で展示中のシロザケ、だいぶ婚姻色が出てきました。


現在開催中の「サーモンパーク夏まつり」
あと2日! 8/16まで!!



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2017年8月11日金曜日

サメも美味しい!

現在、標津サーモン科学館の「海水大水槽」では、アブラツノザメを展示しています。


アブラツノザメ(まだ1m弱くらい)

アブラツノザメは、主にかまぼこなど練り製品の原材料として、使われています。
そして、青森県など東北地方では、かまぼこだけでなく伝統料理として様々な食べ方をされているんです!!
刺身、ムニエルは勿論のこと、かば焼きにして食べたりしているようです。その他にも、色々な料理があるみたいですよ(*’ω’*)

色々なアブラツノザメの料理をみてますと、一般的な白身魚でできる料理は、サメでも可能なのかなと、思いました。

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2017年8月10日木曜日

あなたの☆推しメン☆は誰?

本日8/10から、
「サーモンパーク夏まつり」開催中♪
初日から多くの皆様に、ご来館頂き、感謝申し上げます <m(__)m>

期間中のお楽しみ企画のひとつが、

標津サーモン科学館の生き物たち
『神7+1』人気投票'17


標津サーモン科学館ではサケの仲間を中心に、標津の海や川に暮らしている生き物たちを展示しています。

その数 約80種! (8/1現在)
その中から特に人気のある7種+1を選び
誰が№1となるか皆さんに投票していただきます!

さてさて、気になるエントリー選手は・・・??

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2017年8月9日水曜日

実習生日記:8/9

はじめまして!
7/26から8/8までの約2週間、博物館学実習で標津サーモン科学館にお世話になっていたTK大学のS.K.です。
ここ標津では、8月でも肌寒い日があることに驚いています。実習が終わっても、真夏の東京に帰れる気がしないですね。

さて、この実習では、水槽の掃除や指パクコーナーのお手伝いなど、様々な業務を体験させていただくのですが、その中で一番私の印象に残っているのは沿岸小定置網の漁船に乗せていただいたことです。館内の水槽に展示する魚をいただくために行ってきました!

朝6時に、地元の漁師さんの船に乗せていただきます。
朝の海は静かで、とても気持ちがいいです。



 
海の中に入れてある網をひいていきます。
ここで網を引く手応えが重いと大漁かも!?



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2017年8月7日月曜日

8/10~16「サーモンパーク夏まつり」開催!

標津町民祭り「水キラリ」8/5~6が終わり、
夏休みも佳境ですね♪

今年もお待ちかね、
「サーモンパーク夏まつり」開催ですっ!

「サーモンパーク夏まつり」
8/10(木)~8/16(水)





◎今年も標津沿岸に帰ってきた!
 シロザケ・カラフトマス展示中




標津沿岸で漁獲されたシロザケやカラフトマスを
館内「海水大水槽」で展示しています。
 



展示数も、ドンドン増やしていきますよ~!!


◎写真展「アラスカのサケたち」 ~ベニザケ編「碧き川を染めし紅」~



氷河を源流にもつアラスカの青い川を泳ぐ、鮮やかなベニザケの写真17点を展示しています。
豊平川さけ科学館・サケのふるさと千歳水族館との連携企画です。
※8/27まで

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2017年8月4日金曜日

祝! 190万人!!

本日8/4午前中、
標津サーモン科学館の累計入館者数が、190万人に到達しました \(^o^)/


1991年(平成3年)9月15日の開館から26年目。

記念すべき190万人目のお客様は、



 標津町のご出身で茨城県在住の小原様♪

くす玉を割り、記念品を贈呈致しました。

日々ご来館頂いている皆様、
運営にご協力頂いている皆様に
改めて感謝申し上げます。

次の大台となる200万人に向けて、
皆様に愛されるサーモン科学館として、
サケたちの魅力をお伝えしていきます!



◎記念品(ご協力)
・標津産トキシラズ:しべついちば(島田商店様)
・珍味お菓子など詰め合わせ:レストラン「サーモン亭」標津観光開発公社様
・サーモン科学館オリジナルグッズなど


 
 

玄関上に横断幕も貼りました♪