2019年3月19日火曜日

ビワマス稚魚も展示中

先月下旬から,当館の「稚魚コーナー」でビワマス稚魚(当歳魚)を展示していますので,本種を紹介したいと思います。ビワマスはその名のとおり琵琶湖水系固有のサケ科魚類であり,サクラマスやアマゴの近縁種(サクラマス種群の1種もしくは1亜種)として知られています。


 ビワマス雌親魚(撮影:尾田昌紀博士)

湖内における,または河川に遡上したビワマスは降海型サクラマスとよく似ていますが,サクラマスと比べ,目が若干大きいと言われています。


 降海型サクラマス雌親魚

ただし,その生活史はサクラマスというよりサケ(シロザケ)の方に似ています。つまり,河川残留型となる雄の一部を除けば,生活1年目の春から初夏にかけて川を下り湖で数年過ごした後,多くは3~5年魚として秋に繁殖のため河川に遡上します。繁殖後,全ての遡上親魚は死んでしまいます。

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もう、ヤッチャイマス!! 3/21~4/26

標津サーモン科学館のFacebookページは、2015年10月から始め、
もうすぐ「いいね」が1000件に到達しそうです。
*3/19昼現在:988件

日々ご覧いただいている皆様、ありがとうございます。

1000件に到達したらやります!といっていた感謝企画ですが、

3/16釧路新聞根室面で紹介いただきました

待ちきれないので、明後日3/21からヤッチャイマス!

感謝のキャンペーン企画
「あなたのために『腕ガブ』やります!」
期間限定:3/21~4/26



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2019年3月18日月曜日

悩ましい。

本日3/18現在、

 

地上30m「展望室」から標津川河口方向

標津前浜沖合に流氷が漂っています。

この状況では、漁師さん方は定置網を入れることができません(流氷に網を破壊されてしまう)。

となると、

サーモン科学館に展示する海水魚の補充ができません!

当館で展示している海水魚の多くは、漁船に同乗して展示用の魚を分けていただくのですが、定置網が入らない冬の間は、この手段はとれません。
悩ましい・・・。

ということで・・・、

釣りにてgetすることに。

とはいっても、厳冬期のこの時期、釣れる場所も手段も魚種も限られるわけで、



2月の休日には、野付湾の氷上でチカを狙いました。



スタッフも(うちの息子も)動員して狙いましたが、



う~ん、なんとか10尾超え・・・。
(戦力外と思われていた息子が意外と釣ってくれた・・・)



まぁ、状態よく搬入することができましたので、


チカ

「中水槽2」で展示しています。

以下、裏話。

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2019年3月17日日曜日

増やす!

標津サーモン科学館で飼育しているサケ科魚類のほとんどは、人工授精で継代飼育しています。

多くの種は秋に産卵期を迎えるのですが、


 カットスロートトラウト(オス)

ニジマスに近縁のカットスロートトラウトは
ニジマス同様、春が産卵期。


 カットスロートトラウト(メス)

バックヤードでキープしている親魚の成熟具合を見極めて、本日3/17に人工授精の作業をしました。

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2019年3月8日金曜日

サイトリニューアル + 町内イベント情報

まずは、お知らせから。

標津サーモン科学館のHPをリニューアルしました。
*アドレスは変更ありません。http://s-salmon.com/

ページ内容等を整理して、「今風」になりましたよ。
是非、ご活用ください。

そして、明日からの今週末3/9~10は、


「漁農食堂」

町内の若手漁師のグループ「標津漁師会」と若手酪農家のグループ「ペコスケ」のコラボ企画。不定期開催ながら3年目となります!
今回の新作となるタラを使ったコロッケなど、漁師ならではの魚介類に、酪農家のチーズを使ったメニュー、当日のスタッフはもちろんグループのメンバー=生産者の皆さんです!
3/9 18:00~23:00
3/10 11:00~15:00
標津町南1条東1丁目 喫茶「reef」
*国道244号線沿い、標津市街中心部

是非、ご来場ください!!

さて、標津の流氷情報を・・・、

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2019年3月4日月曜日

「サーモンハウス」テナント募集について

標津サーモン科学館隣接の「サーモンハウス」のテナントを募集しています。
詳しくは、下記標津町役場サイトをご確認ください。

標津サーモンハウスのテナントを募集します。
(標津町役場サイト)

詳細・お問い合わせは、
標津町役場商工観光課 Tel.0153-82-2131(代表)

*募集期間:2019年3月4日~3月31日

2019年3月2日土曜日

あと52件!

2015年10月から稼働させている標津サーモン科学館のFacebookページ

投稿作業の気軽さと皆様からのリアクションもあって、マメな頻度で更新を続けています。

約4年半弱の継続でページへの「いいね」数も伸びており、



3/2午後の時点で948件!

1000件到達も見えてきました!

というわけで、
標津サーモン科学館Facebookページへの「いいね」が1000件に到達した暁には、

下記「感謝キャンペーン」をヤッチャイマス!!

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2019年3月1日金曜日

大西洋地域のサケマス

サケ科魚類の元々の生息域は北半球の温帯から極域にかけて。日本周辺を含む太平洋地域に加え,ヨーロッパなどの大西洋地域が原産のサケ科魚類もいます。今回は,その代表格であるサルモ属魚類のタイセイヨウサケとブラウントラウトを取り上げます。


タイセイヨウサケ(館内大水槽前の解説モニターより)

タイセイヨウサケは北欧のノルウェーなどで盛んに養殖されており,日本では主な養殖サケの1つとして流通しています。商品名は「サーモン」や「アトランティックサーモン」など。主に刺身や寿司ダネとして利用されています。

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2019年2月23日土曜日

味わい深い♪

8月下旬のことになりますが、
町内標津小学校4年生の皆さんが来館されました。


「サーモン科学館探検隊」と題し、
各自が館内の生き物1種をテーマに選び、
それについてレポートをまとめるという課題です。


普段は素通りしてしまうような個所も、じっくり見て回ります。

この度、担任の先生が来館され、その成果品が掲示されました!


さてさて、今年はどんな力作が揃ったかな??

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2019年2月21日木曜日

レア・チョウザメ! + 逆立ちアマゴ

先日2/19、隣町羅臼町の漁協よりご連絡いただき、



チョウザメ(ミカドチョウザメ)を搬入しました!

北海道の沿岸でチョウザメ類が漁獲されること自体珍しいことですが、
その多くはダウリアチョウザメであることがほとんど。
ミカドチョウザメやアムールチョウザメが漁獲されることもありますが、極めて稀な事例です。
このミカドチョウザメは、かつて北海道内の河川にも生息していたとされるチョウザメです。

今回のミカドチョウザメ、刺し網にかかったとのことですが、傷もほとんどなく、いい状態で搬入することができました。
当面は、バックヤードで様子を見ることになります。


北海道新聞(2/21朝刊釧路・根室面)にてご紹介いただきました。

慌ただしい船中で、活かしたまま運んでいただいた漁業者の方々、取り次いでいただいた漁協の方に感謝申し上げます。

漁業者の皆様へ
チョウザメ(種問わず)の野生個体は、
研究および養殖の種親として大変貴重な存在です。
チョウザメが漁獲された際には、
サーモン科学館を始め水族館や北海道大学など研究機関へ
ご一報ください!!


さて、ここから別の話題。

当館「川の広場」の水槽の一画に,サクラマス種群の亜種であるアマゴ(サツキマス)が現在4尾展示されています。



これらのアマゴは20日ほど前に当水槽に入れたのですが,ナワバリ争いを通じて,個体間の順位とそれぞれの定位置が決まったようです。

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2019年2月15日金曜日

明日2/16(土)は標津「冬まつり」♪

いよいよ明日に迫りました!



「キラリ標津2019 冬まつり」
2/16(土)12:00~

会場となるサーモンパーク、
サーモン科学館駐車場の奥の方では、準備も最終段階です。



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2019年2月12日火曜日

浮上稚魚あれこれ

元来,北海道の川や湖で繁殖していたサケ属魚類はサケ(シロザケ),サクラマス(ヤマメ),カラフトマス,ヒメマス(ベニザケの陸封型)の4種。今は,外来のサケ属魚類であるニジマスも多くの道内河川に生息しています。

 ニジマス(標津川水系にて釣獲)

一般にニジマスの繁殖期は春ですが,上述の在来サケ属魚類は主に秋に繁殖します。そのような繁殖期の関係もあり,現在,当館水槽では在来サケ属3種の浮上稚魚を見ることができます◎

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2019年2月9日土曜日

寒い! だからこそ!!

今日2/9から3連休♪という方も多いでしょう。
週末ごとに各地で冬のイベントが催される季節です。

標津町では、



来週末2/16(土)に「キラリ標津2019 冬まつり」が開催されます。

会場となるサーモンパーク特設会場(サーモン科学館前の奥の方の駐車場)では、


(画像は標津町商工会青年部さんから拝借)

準備作業が進められています。

当日2/16は、サーモン科学館も冬まつりに合わせ、花火終了まで開館時間を延長します!

もちろん「寒い!」に決まってますが、
寒い「冬だからこそ!」、楽しい! 美しい!! 美味しい!!!
しっかり「まかなって」冬の北海道を楽しんでくださいね♪
(まかなって:北海道の方言で、服を着る・身支度をする)

さて、
全国的に冷え込んだ今朝2/9。
標津町でもマイナス20℃まで冷え込んだものの、新たな積雪はなく、
「今朝は除雪をしなくていいな」
ということで、ちょっと遠回り出勤♪

標津前浜の海岸線に出てみると、



海面からは、もうもうと毛嵐が立ち上っていました。
(それだけ冷え込んでいるということ)

その時は、気づかなかったのですが・・・、

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2019年2月8日金曜日

「サーモンハウス」テナント募集について

標津サーモン科学館隣接の「サーモンハウス」のテナントを募集しています。
詳しくは、下記標津町役場サイトをご確認ください。

標津サーモンハウスのテナントを募集します。
(標津町役場サイト)

詳細・お問い合わせは、
標津町役場商工観光課 Tel.0153-82-2131(代表)

2019年2月2日土曜日

サケ3態

冬季開館始まって最初の週末を迎え、多くの皆様にご来館いただいています。
ありがとうございます!

標津サーモン科学館の主役であるサケ。
現在の展示しているのは・・・、


シロザケの仔魚(しぎょ)

受付カウンター近くの小さい水槽では、孵化して間もない「シロザケの仔魚」たちを展示中。「イクラにシラスがくっついたような」弱々しい印象を受ける赤ちゃんたちです。

これがもう少し成長が進むと、


シロザケの稚魚

ちゃんと「魚の形」になり、泳ぐようになった稚魚たち。
こちらは・・・、

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2019年1月31日木曜日

明日2/1から冬季開館!!

12~1月は冬季休館とさせていただいておりました標津サーモン科学館は、

明日2/1(金)より「冬季開館」いたします。


この冬は、休館中に館内改修工事が行われ、「お正月特別開館」は休止となりました。

改めまして、本年も標津サーモン科学館をよろしくお願いいたします!
(当館的には、明日が元日な気分)



今回の改修工事では、館内「海水大水槽」・「中水槽」・「川の広場」の各水槽の水を全部抜き、壁面の塗装や、展示面アクリルの研磨を行いました。


キレイになった「海水大水槽」

アクリルがクリアになったことに加え、水槽内壁面・底面をブルーに塗り替えたことにより、魚がきれいに見えるようになったと思います。


 クロソイ:「海水大水槽」

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2019年1月28日月曜日

ちょっとエフィラの話がしたかった

凍える寒さの今日この頃。
最高気温が0度を下回る日々が続いています。

当館は、12~1月と冬季休館中なのですが、生き物の世話に休みはありません。

ある日、クラゲの世話をしていると・・・、
当館で飼育しているミズクラゲの「ストロビラ」が、ついに「エフィラ」を発生しました!!

秋頃からでしょうか、
当館で飼育していたエフィラが、全て成体へと変態し、ストロビラの「ストロビレーション」が止まってしまったため、エフィラの展示が出来ずにいました。
(*ストロビレーションとは、ストロビラから個々のエフィラに分裂していくこと)
過去の記事で「ストロビラ」や「ポリプ」の簡単な説明をしています。



上の写真の赤い丸印はまさにストロビレーションの最中です。
オレンジと茶色の2色に分かれていますが、茶色の所から徐々にポリプが分裂しています。

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2019年1月24日木曜日

「左向き」のカレイ

ヌマガレイ(地方名 カワガレイ,ゴソガレイなど)は,道内沿岸で釣れる主なカレイ類の一種。その名の通り,河口周辺など,塩分濃度が低めの海域に比較的多く生息するカレイで,時には海に近い湖沼や河川の下流域でも釣れたりします。


ヌマガレイ(釧路管内某漁港にて釣獲)

ヌマガレイは鰭の黒い帯や体表面にあるイボ状の突起(骨板)が特徴的ですが,他のカレイと大きく違うところは,眼が左体側にあること(いわゆる「左向き」)。一般にカレイ類は「右向き」ですので,本種の眼の位置は例外的なのです。


「右向き」のマガレイ(網走管内某漁港にて釣獲)

ただし,図鑑などによれば,日本産のヌマガレイは全ての個体が「左向き」とされていますが,アラスカやアメリカ西海岸では「左向き」率が下がり,30~50%の個体が「右向き」となるそう。実に面白いカレイですよね(^_^)

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2019年1月23日水曜日

地域おこし協力隊募集(サーモン科学館支援員):標津町

標津町では
「地域おこし協力隊(サーモン科学館支援員)」を募集しています。

○標津サーモン科学館支援員

*1名
主にサーモン科学館に従事していただきます。
 標津町の観光中核施設である、サーモン科学館の来館者増を目標に、展示魚類の飼育管理や来館者へのサービス提供、サケ科魚類全般の研究などを通じて、魅力ある展示活動に積極的に取り 組んでいただける方をお待ちしております。
○任期 
 2019年(平成31年)4月1日~2020年3月31日
まで
(活動状況等に応じて、最長3年間まで任期の延長有り)
○応募期限
 2019年2月8日(金)まで

ご興味ある方は、
標津町役場サイト
標津町地域おこし協力隊募集」を
ご確認ください。

担当窓口は
標津町役場商工観光課
Tel.0153-82-2131
となります。

標津サーモン科学館支援員の活動内容に関しては
標津サーモン科学館
Tel.0153-82-1141まで
お問い合わせください。



※拡散可 

2019年1月22日火曜日

始まる

道外の方は違和感があるかと思いますが、冬休みの長い北海道内の小学校は、この1/20前後に3学期が始まります。

標津町内の標津小学校は1/18が始業式となりました。

新学期早々の昨日1/20、標津小学校へお届け物♪



シロザケの卵をお届けっ♪

「サケの町 標津」の標津小学校、
学習段階に合わせて、様々な「サケ体験学習」があります。
そのスタートが、このシロザケの飼育。

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2019年1月18日金曜日

川と海を行き来するカニ

川と海を行き来する回遊のことを学術的には「通し(とおし)回遊」と呼びますが,そのような回遊を行うのはサケなどの魚類だけではありません。一部の甲殻類もまた「通し回遊」を行います。
北海道など,国内に広く分布するモクズガニはそんな甲殻類の一種。


 当館裏の小川で採取されたモクズガニ

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2019年1月15日火曜日

氷の季節

先日1/13、網走で流氷初日を迎えたというニュースを聞きつけ、
昨日1/14、様子を見に行ってきました!

名勝「天都山」に立つ「オホーツク流氷館」の屋上から見渡せば、


網走市街からやや東寄りの海上に流氷帯が!
(前掲画像赤丸部分)

何事も「初物」はありがたい気分になりますね♪

いよいよ流氷シーズンの到来、これから一面を流氷が埋めるようになるでしょう。

そんな寒い季節のお楽しみといえば・・・、

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2019年1月10日木曜日

回想:バイカモ美しき川

昨秋,管轄機関の許可を受け,関係者以外の立ち入りが禁止されている根室管内某河川の最上流部で,サクラマスの遡上親魚を観察させていただきました。そこは湧水が豊富で,日本固有の沈水植物であるバイカモ(梅花藻)が繁茂する美しく穏やかな流れ。



水温を測らせてもらうと,午後3時頃で9.5℃。



 同じ根室管内でも,その日の午前,調査に同行するため入渓した別な非湧水河川では,正午頃で16.8℃(ただし,下流部の水温)。同じ管内でも,河川間で水温環境はかなり違うようですね。



話は戻って,その日の午後,某河川の最上流部を見せていただくと・・・

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2019年1月9日水曜日

続く館内工事

今年は館内改修工事のため「お正月特別開館」は休止となり、ちょっと寂しいお正月でした。
毎年楽しみにして頂いている方も多く、申し訳ありませんでした。


地上30m「展望室」から武佐岳(1/8)

お正月も明け、館内の改修工事も進んでおります!

年内には、一部水槽内の改修作業が進められましたが、
現在は・・・、

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2019年1月1日火曜日

謹賀新年

2019年、明けましておめでとうございます。

本年も、標津サーモン科学館をよろしくお願いいたします。

この冬は、館内改修工事のため、
恒例の「お正月特別開館」は休止となります。

毎年楽しみにされている方も多く、大変申し訳ございませんが、
ご了承ください。

標津サーモン科学館は、1月末まで冬季休館中です。
2/1より、開館いたします。


標津サーモン科学館のFacebook
ヨロシクネッ♪ 
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標津サーモン科学館は冬季休館中(12~1月)です。2月1日からの開館となります。
館内改修工事のため、「お正月特別開館」は休止となります。
隣接のサーモンハウスも、今季の営業を終了しています。
サーモンハウス横の公衆トイレは、常時ご利用いただくことができます。
*夜間は閉鎖
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