昨日6/26、標津高校の生徒さんと「しべつ海の公園」にて生き物採集を行いました。
同校が取り組む海洋教育の1コマとして、探究基礎選択の2年生3名と、藻場・磯場に暮らす生き物の採集と観察です。
ウェダーを履いて網を手に、公園内の「磯遊び場」でガサガサ♪ 授業とはいえ、水の中に入っての採集は楽しいですよね。生徒たちも生き物を手にして、徐々にヒートアップしていきます。
*私も楽しく採集していたので画像はナシ(笑)
採集した生き物を分類・観察していきます。
いろいろ採れました♪
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まず目につくのがカニ。イソガニとケフサイソガニ、今回はモクズガニも採れました。
この場所は「カニ採りする場所」として近隣のファミリー層から人気です。彼らも小さい頃は、よく遊んだそう♪
海藻周りを網で探ると・・・、
イソバテングや、
ギンポ類の稚魚、
少し大きいギンポ類など、小魚も採集できます。
こういった海藻が茂る場所が、稚魚たちの暮らしの場所になっています。
浅瀬の石の周りには、ギスカジカ(マカジカ)の稚魚がチョロチョロ。目が慣れるまでは、石と同化しているので見つけにくいですね。
小さなエビとヤドカリ(テナガホンヤドカリかな?)
サイズ感、伝わりますか?(老眼世代には厳しい・・・)
そのほか、海藻類、タマキビなどの貝類、フジツボなど、様々な生き物が見られました(この辺は担当のS先生の得意分野)。
人工的に整備されたごく小規模な磯場ですが、単調な砂浜が続くこのあたりの海岸線の中では、生き物たちにとってワンポイントになっているようです。
また、漁業や釣りの対象になっていない生き物は、なかなか注目されないところ。身近な海に様々な生き物が暮らしていることを知るきっかけになったのではないでしょうか。
標津高校のサイトでもレポートされています。
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