北海道の長い冬休みが終わり、標津町内の標津小学校は、昨日1/16が始業式となりました。
標津小学校では、各学年の学習段階に合わせ、標津サーモン科学館で「サケ学習」が行われます。
そのスタートは2年生の3学期から。
本日1/17、小学校へ行ってきました!
校内にご用意いただいた水槽2基で、シロザケを卵から飼育・観察します。
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サーモン科学館でキープしていた卵を200粒ほど持参しました。
簡単に説明した後、水槽へ入れ、観察してもらいます。
「ちっちゃ~い!」・「かわいい~♪」と声が上がります。
国語の授業で、「さけがおおきくなるまで」というサケの一生を題材とした読み物学習を経ているので、自然河川ではまだ川底の石の下にある段階であることも理解してくれます。また、食べるイクラもサケの卵ですが、この卵は「卵の中に黒い点が見える(発眼卵)=卵の中で赤ちゃんが成長している」という違いから「生きている卵である」ことを説明しました。
これからの学校生活の中で、日常的に観察してもらいます。
2基の水槽は、それぞれ5℃・10℃と水温を変えて設定してあり、水温による成長の違いも見てもらう仕掛けです。
この後5月には、3年生になった自らの手で、育った稚魚たちを放流してもらいます。
この卵は、昨年11/28に彼らの先輩にあたる6年生が、サーモン科学館で人工授精を行ったものです。
先輩たちから引き継いだ小さなサケたち。旅立ちの日まで、育てあげてくださいね。
卵→仔魚→稚魚というサケの初期成育段階は、外部形態がダイナミックに変化していきます。春休みを挟みますが、5月の放流の時までその様子を見てもらいたいですね。
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