というわけで、
今年もエゾサンショウウオの幼生を採取してきましたよ♪
林道脇のちょっとした水たまりですが、
(とても「きれい」とはいいがたい・・・)
こんな「なんてことない」場所が産卵ポイントになります。
エゾサンショウウオの卵
水中に落ち込んだ枝などを起点に、房状の袋に入った卵を産みつけます。
まだ卵の中の幼生も♪
で、水たまりを静かにのぞき込むと・・・、
↓↓↓
はっけ~ん♪
今季の展示用の個体を確保してきました。
しばらくはカエルのオタマジャクシのように、水中で暮らします。
夏前ごろまでには、手足が生えて上陸することになるでしょう。
(画像中央の大きな子は6年目)
その他にも、
出勤途中の日課となっている漁港のパトロールで、
キタカミクラゲ
クラゲをgetしてきたり、
ウキゴリ
小川で小魚を獲ったり、
身近な場所で手軽に展示する生き物を確保できる、当地の豊かな自然の恩恵を受けています。
「水の中」という私たちが目にすることができない世界で暮らす魚たち。
彼らがどんなところで、どんなふうに暮らしているのか、
それを知る術は限られています。
フィールドに身を置き、捕まえる過程の中で、そのことに思いを巡らし、
そこで目にすること、触れること、感じること、
そこから彼らの暮らしの一端を知り、
展示を通して皆さんに伝えることが、私たちの「仕事」なんだと思っています。
ま、単純に私が「捕まえるのが好き」というのもありますが。
おまけ
G大学I先生へ業務連絡。
久しぶりに「ドブシジミ」の類を確認しました♪
(T.N.)
標津サーモン科学館のFacebookも
ヨロシクネッ♪
ヨロシクネッ♪
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