2018年6月2日土曜日

採取は楽しい♪

木々も大地も緑が鮮やかな季節を迎え、生き物たちの活動も活発になってきました。

というわけで、
今年もエゾサンショウウオの幼生を採取してきましたよ♪

林道脇のちょっとした水たまりですが、


(とても「きれい」とはいいがたい・・・)

こんな「なんてことない」場所が産卵ポイントになります。

 エゾサンショウウオの卵

水中に落ち込んだ枝などを起点に、房状の袋に入った卵を産みつけます。

 まだ卵の中の幼生も♪

で、水たまりを静かにのぞき込むと・・・、

↓↓↓





はっけ~ん♪



今季の展示用の個体を確保してきました。



しばらくはカエルのオタマジャクシのように、水中で暮らします。


夏前ごろまでには、手足が生えて上陸することになるでしょう。
(画像中央の大きな子は6年目)


その他にも、

出勤途中の日課となっている漁港のパトロールで、


 キタカミクラゲ

クラゲをgetしてきたり、


 ウキゴリ

小川で小魚を獲ったり、

身近な場所で手軽に展示する生き物を確保できる、当地の豊かな自然の恩恵を受けています。

「水の中」という私たちが目にすることができない世界で暮らす魚たち。
彼らがどんなところで、どんなふうに暮らしているのか、
それを知る術は限られています。

フィールドに身を置き、捕まえる過程の中で、そのことに思いを巡らし、
そこで目にすること、触れること、感じること、
そこから彼らの暮らしの一端を知り、
展示を通して皆さんに伝えることが、私たちの「仕事」なんだと思っています。

ま、単純に私が「捕まえるのが好き」というのもありますが。


おまけ

G大学I先生へ業務連絡。



久しぶりに「ドブシジミ」の類を確認しました♪

(T.N.)

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ヨロシクネッ♪

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