2018年9月20日木曜日

実習生日記:9/20

標津サーモン科学館では、博物館学実習やインターン実習等で、各地からの大学生を受け入れています。
各学生は、日々様々な業務にあたってもらうわけですが、期間中の課題の一つとして、このブログの記事も担当してもらっています。 

今回は、8月にインターンシップ実習に来たN大学のJ.K.くん。
彼は学校の研究のため、この実習後も滞在していました。
今回は、サーモン科学館を離れ、孵化場での作業をレポートしてもらいました。
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こんにちは。
8月31日まで、インターンシップ実習でお世話になりましたN大学のJ.K.です。
インターシップ実習後も学校の研究のため北海道に滞在し、孵化場にてお仕事を体験する機会をいただきました。

毎年この季節になるとシロザケ、カラフトマス、サクラマス等のサケたちの人工孵化が行われ、大事な水産資源を維持しています。

今回体験したのは、サクラマスの人工授精でした。

↓↓↓


親魚となるサクラマスをオスとメスに分け、メスからは卵を取り出して、そこにオスの精子をかけます。

精子をかけた卵を混ぜ、卵に命を吹き込みます。




サクラマスのオス




サケの仲間で個人的に一番好きな魚種です。
産卵期になると体に現れる「婚姻色」といわれる模様がかっこいいっ!

孵化場の仕事は力仕事が多く、かなり疲れました。
(翌日しっかりと筋肉痛でした。。。。)

しかし、この作業が数年後、川に戻ってくるサケを増やすことにつながると思うとかなりやりがいを感じました。

本当に素晴らしい仕事です!!

サケたちや、彼らが戻ってくる豊かな環境を、皆で守っていきたいですね。

(N大学:J.K.)



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