ささやかながら当館からのお祝いの気持ちと、
小学生の頃は遊び場のように日々通っていても、高校生にもなると来館する機会も減っているので、久しぶりに来館するきっかけにしてほしい、
という気持ちもあります。
当初は、卒業生の皆さんが揃ったタイミングで贈呈する予定でしたが、あいにく臨時休校になってしまったこともあり、先日校長先生にお渡ししました。
以下、招待券に同封したメッセージ
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標津高等学校 卒業生の皆様へ
この度は、卒業おめでとうございます。
標津サーモン科学館から、皆様への卒業記念として、当館の招待券を贈呈いたします。
標津町で育った方であれば、小さな頃からの馴染みの施設でもあるでしょうし、学校での授業・行事で来館される機会も多かったと思います。
卒業を機に、標津町を離れる方も多いでしょう。旅立つ前の記念に、ふるさと標津町を改めて振り返る機会として、ご来館いただければと思います。特に都市部へ赴く方が、「標津町は何もない田舎ではなく、豊かな自然とサケとともに歩む町、サーモン科学館がある町」として、誇りをもって故郷を自慢できる一助になれば幸いです。
そして、一度は故郷を離れても、サケのようにこの町へ帰ってきてほしい。そんな思いも込めて贈りたいと思います。
2020年3月1日
標津サーモン科学館
館長 市村 政樹
館長 市村 政樹
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シロザケ稚魚
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校長先生によると、標津町内を含め近隣エリアに就職等で残る生徒さんはやはり少数で、
札幌などの都市部へ出る方が多いとのこと。
若い時に広い世界を見ることは、大事な経験だと思います。
その時に、彼らは出身地をPRする存在になるはずです。
友人などから「出身地の標津町でどんなところなの?」って聞かれることも多いでしょう。そんな時に「何もない田舎」で終わらせてしまいがちなものです。
しかし、その一言でまとめてしまうのではなく、自分が生まれ育った町について、しっかりと伝えて自慢してほしい。
そのために、各学年での「ふるさと学習」や体験があると思います。
今一度、サーモン科学館へ足を運ぶことが、この町での日々を振り返ることに繋がればと思います。
これからの日々の暮らしの中で、標津町を振り返る機会も出てくるでしょう。
様々な経験を経た後に、願わくば、サケのようにこの町へ帰って来ることを選択肢として選んでほしい。
秋、「魚道水槽」へ帰ってきたシロザケ
そして、彼らが「帰ってきたくなる町」をつくるのは、この町で暮らす大人たちの仕事だと思っています。
そんな思いを込めて、贈呈させていただきました。
2/29の北海道新聞・釧路新聞で記事にしていただいています。
*画像クリックで拡大表示されます。
北海道新聞(2/29朝刊根室面)
釧路新聞(2/29根室版1面)
(T.N.)
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☆標津サーモン科学館は、3/2~16の期間、臨時休館となります。
☆標津サーモン科学館のFacebook・Twitterも ヨロシクネッ♪
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