2021年1月28日木曜日

サケとともに育つ

標津町内標津小学校では、各学年の学習段階に合わせ、標津サーモン科学館で「サケ学習」が行われます。

そのスタートは2年生の3学期から。

本日1/28、小学校へ行ってきました!

校内にご用意いただいた水槽2基

学校の水槽で、シロザケの飼育・観察が始まります。

昨年11/13に、彼らの先輩にあたる6年生が、サーモン科学館で人工授精を行ったシロザケの卵。今日までバックヤードで飼育してきました。

少し前に孵化したシロザケの赤ちゃん(仔魚:しぎょ)、この水槽で飼育します。

さっそく観察する2年生の生徒たち

↓↓↓

「かわいい~」

「ちっちゃ~い」

という声が聞こえてくる中、

「美味しそう~!」

という声もチラホラ(笑)

これから、日常的に観察してもらいます。

2基の水槽は、それぞれ5℃・10℃と水温を変えて設定してあり、水温による成長の違いも見てもらう仕掛けです。

この後5月には、3年生になった自らの手で、育った稚魚たちを放流してもらう予定です。

先輩たちから引き継いだ小さなサケたち。旅立ちの日まで、育ててあげてくださいね。

標津小学校ブログでも紹介されています。


また、町内の小学校では、中・高学年に小冊子が配られました。


標津町で制作した地球温暖化対策について学ぶ環境副読本ですが、生徒たちが興味を持ちやすいよう漫画になっています。

下記リンクから、PDFでご覧いただくことができます。

→ 標津町役場サイト内(PDFファイル) 12MB

標津町に暮らす小学6年生の俊のもとに札幌から遊びに来たいとこの若菜。サケ漁師である祖父とともに、サケを見て・食べて・釣って、と標津町オリジナルストーリーになっています。

地球温暖化について考えるきっかけとするとともに、普段暮らしていると「当たり前」になっている町の魅力を振り返れるような内容にもなっています。

標津サーモン科学館が監修として制作協力しました。


さらに、文化庁の日本遺産に認定された「『鮭の聖地』の物語~根室海峡一万年の道程~」について、小学生の学習に使えるデジタル教材が制作され、下記サイトで公開されています(根室教育振興会)。

→ 「鮭の聖地の物語」

「サケの町 しべつ」で育つ子供たち。サケを学ぶだけでなく、サケを通して地域とそこで育まれた文化に触れながら育っていく。そんな取り組みがなされています。

(T.N.)

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☆冬季休館もまもなく終了。2/1(月)から開館再開となります!

標津サーモン科学館のFacebookTwitterは鋭意更新中!

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