こんにちは!
11月12日から博物館実習でお世話になっているTN大学O.A.です。
先日11月13日、標津小学校6年生のみなさんがシロザケの人工授精体験に来てくれました。
私もお手伝いさせていただいたので、その時の様子をご紹介します!
まずは、館長がサケの生態や、体験をするにあたっての注意事項を説明しています。
生徒のみなさん、真剣に聞いています。
次に、サケの体長や体重を計測していきます。
この時に、ただ測るだけでなく、館長がクイズを出すなどして、現場は盛り上がっていました!
次は、いよいよ採卵です!
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生徒のみなさん、上手にサケのお腹から卵を取り出しています!
この後、卵にオスの精子をかけ、真水に浸けて受精させます。
卵が落ち着くまでの間、館長が採卵したサケを捌きながらサケの体について説明していきます。各ヒレの数や位置、器官や内臓など、体の構造などを中心に解説していきますが、生き物の進化の話まで話題は広がります。
ここでも現場は大盛り上がり!
「ポケモンは短時間に(世代をまたがずに)姿や形が変わるから、生物学的に『進化』ではなく『変態』だけど、デジモンは機械だから『進化』だよ。」
など、私も豆知識を増やすことができました!
最後に、受精卵を観察して人工授精体験は終了。
小学生の時に、こんな体験ができるなんて羨ましいです!
館長は、小学生たちに「人は生き物の命をいただいて生きているから、食べ物は残さず食べようね。」と言っていました。
みなさんも食べ物は残さず食べましょう!!
こちらが今回受精した卵です。
この卵の一部は、3学期に小学校の水槽へ持って行き、彼らの後輩にあたる2年生が飼育・観察、3年生になった来年の春に稚魚を放流します。
*NHKニュースや標津小学校ブログでも、紹介いただいています。
(TN大学:O.A.)
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