ではありますが、一年のうちでも限られた期間でないと採取できない「季節もの」はタイミングを逃さずにGETしておかないと、今年の展示ができなくなってしまいます。
というわけで、
○季節もの:その1
出勤がてら標津漁港で採取してくるのは、
イソバテングの稚魚
定置網漁に時折入る成魚よりも稚魚から育てた方が長持ちする上に、人に慣れるように思います。
サイズは、
↓↓↓
↑ こんな感じ♪
目視でも見つかりますが、この時期は流れ藻についているので、「これぞ!」という藻ごと掬い上げて選り分けています。
夏を過ぎると底生になるのか、採取が難しくなる「季節もの」。
エサとなるイサザアミもセットで採取し、水槽に入れています。
○季節もの:その2
本日6/8、町内の山間へ出かけまして、
毎年の定点ポイント、「林道脇の水たまり」
お目当ては、
エゾサンショウウオの幼生でです!
春の雪解け時期に産卵し、しばらくは水中で暮らしていますが、夏ごろには上陸しその後の陸上生活をしている個体を見つけるのは「まず無理」。水中生活を送っている卵~幼生の間に採取しないといけません。
このポイントでは、例年では5月末~6月頭を目安に採取しています。
蚊に数か所やられながら採取した成果は、
こんな感じ♪
誕生間近の卵もいくつか
体格差があると共食いしてしますので、サイズは揃えたかったんですが、まぁ今年はこれでやってみます。
カワイイ♪
今すぐにでも見ていただきたいかわいい仲間たちですが、開館再開の時まで今しばしお待ちください m(__)m
(T.N.)
Twitterページでは、昨日6/7から「#館内一周しりとりツアー」をスタート。
初日「サケ」から始まり、「しりとり」当館で展示している魚・生き物の標準和名でつないでいきます。6/20までの平日、毎日更新していきますので、どんな生き物が登場するか、次の生き物は何か、予想して楽しんでみてください♪
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