標津小学校では、各学年の学習段階に合わせ、「サケ学習」が行われます。
先日7/2に4年生・本日7/9に5年生の「サクラマス遡上観察会」を行いました。
まず、サクラマス・ヤマメの一生についてレクチャー。
町内を流れる清流「忠類川」の上流域です。
緑濃い森の中を流れる渓谷です。
橋の下の流れにもサクラマスの姿が見られます。
滑りやすい急斜面をロープにつかまりながら下って、
滝の近くへと降り立ちました。
落差3mほど、轟々と強い流れが落ちています。
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あいにく7/9は少なかったのですが、7/2は割と高い頻度でジャンプするサクラマスが見られました。
ほとんどは、高さが足りなかったり、流れにはじかれたりして、上流へ進むことはできません。
おそらく、日々ジャンプを繰り返していく中で、上手く流れの中に着水し、上流域へ進むことができるのでしょう。
この滝の上流部にも、多くのサクラマスが遡上・産卵します。
(滝を乗り越えられなかったものは、滝より下流で産卵します)
本能とはいえ、果敢にジャンプを繰り返すサクラマスの姿に、逞しさを感じたのではないでしょうか?
また、普段は触れることがない奥深い緑と清流の中に身を置き、この地の豊かな自然に触れる機会となったと思います。
今回は、標津町観光ガイド協会・教育委員会・コミュニティースクールコーディネーターの皆様にもサポートいただき、無事終了することができました。
*この場所は国有林エリアであり、営林署に入林許可を得て立ち入っています。足場の悪い場所であり、ヒグマの生息地でもあるので、一般の方は「金山スキー場」手前の橋の上から滝を遠目にご覧ください。
*近隣の清里町内「さくらの滝」(斜里川)は、滝の近くまでアクセスでき、サクラマスのジャンプを見やすく整備されたスポットです。こちらもオススメです♪
7/10の北海道新聞朝刊根室面で紹介されています。
(T.N.)
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