道外の方は違和感があるかと思いますが、北海道内の小学校は冬休みが長く、標津町内の標津小学校は、先日1/17が始業式となりました。
標津小学校では、各学年の学習段階に合わせ、標津サーモン科学館で「サケ学習」が行われます。
そのスタートは2年生の3学期から。
本日1/19、小学校へ行ってきました!
校内にご用意いただいた水槽2基で、シロザケの卵・仔魚を飼育・観察します。
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サーモン科学館でキープしていた卵・仔魚を持参しました。
簡単に説明した後、水槽へ入れ、観察してもらいます。
「ちっちゃ~い!」・「かわいい~♪」と声が上がります。
国語の授業で、「さけがおおきくなるまで」というサケの一生を題材とした読み物学習を経ているので、「おなかにあるえいようのはいったオレンジ色のふくろ」というワードが自然と出てきます。
これからの学校生活の中で、日常的に観察してもらいます。
2基の水槽は、それぞれ5℃・10℃と水温を変えて設定してあり、水温による成長の違いも見てもらう仕掛けです。
この後5月には、3年生になった自らの手で、育った稚魚たちを放流してもらいます。
この仔魚は、昨年11/2に彼らの先輩にあたる6年生が、サーモン科学館で人工授精を行ったシロザケの卵から生まれたもの(孵化する前の卵の状態で見てもらいたかったので、別親魚の発眼卵も持って行きました)。
先輩たちから引き継いだ小さなサケたち。旅立ちの日まで、育ててあげてくださいね。
卵→仔魚→稚魚というサケの初期成育段階は、外部形態がダイナミックに変化していきます。春休みを挟みますが、5月の放流の時までその様子を見てもらいたいですね。
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☆標津サーモン科学館は、12~1月は冬季休館中です。2/1より開館再開します(2~4月は水曜休館)
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