今朝9/30、漁業者の方から提供いただいたこの魚。
細長い魚体。
鋭い歯が並ぶ口。
(吻端は欠損しているようです)
ダツやその近縁種?というところまでは思い当たりましたが、当地で頻繁に見かける魚種ではなく・・・。
SNSに画像を上げたところ、識者の方々からご指摘をいただき、
「尾柄部に隆起線がある(画像赤丸部分)」というところで【オキザヨリ】でしょう、ということに。
オキザヨリ
2024年9月30日 標津町沿岸 秋サケ定置網にて漁獲
全長:約80cm 重量:1,315g (*吻端欠損のため参考値)
↓↓↓さらに、研究者の方から「エラにウオノエ(寄生虫)がいるかも?」とご指摘いただき、確認したところ、
左エラにメス(抱卵)を発見!(画像赤丸部分)
(けっこうでかい!)
「反対のエラにオスもいると思います。」
右エラからオスも発見!!
おそらく「オキザヨリエラヌシ」らしいということです。
左エラにメス(抱卵)を発見!(画像赤丸部分)
(けっこうでかい!)
「反対のエラにオスもいると思います。」
右エラからオスも発見!!
おそらく「オキザヨリエラヌシ」らしいということです。
広い海は繋がっていて、思いがけない出会いに驚かされることもしばしばです。
慌ただしい船上で選り分けていただいた漁業者の皆様、情報寄せていただいた皆様に感謝申し上げます。
__
☆標津サーモン科学館は、5~10月は無休で開館しています。
☆標津サーモン科学館のFacebook・Twitterも ヨロシクネッ♪
__
0 件のコメント:
コメントを投稿