2025年6月25日水曜日

標津高校:藻場学習

昨日6/24、標津高校の生徒さんと「しべつ海の公園」にて生き物採集を行いました。

同校が取り組む海洋教育の1コマとして、探究基礎選択の2年生3名と、藻場・磯場に暮らす生き物の採集と観察です。

ウェダーを履いて網を手に、公園内の「磯遊び場」で生き物採集。授業とはいえ、水の中に入っての採集は楽しいですよね。

まずは、浅い場所で転石まわりを探していきます。


手堅くカニをゲットしていきますが、

イソガニ

よく見ると、イソガニとケフサイソガニと2種のカニがいます。

ケフサイソガニ

少し水深のある所では、海藻周りを探ります。

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イソバテングの稚魚

イソバテングやギンポ類の稚魚が隠れています♪

そのほか、

コンブなどの海藻や、

フジツボもよく見ると、キタアメリカフジツボ(外来種)・キタイワフジツボ(在来種)がいるんです(画像はキタアメリカフジツボ)。

人工的に整備されたごく小規模な磯場で、「カニ採りする場所」として近隣のファミリー層から人気の場所です。単調な砂浜が続くこのあたりの海岸線の中では、生き物たちにとってワンポイントになっているようです。

浅い場所は大きい魚が入ってこないこと、隠れ家となる海藻などが生えること、水温が上がりやすく成長が早くなること、などが魚の稚魚にとっては過ごしやすい、重要なポイントになっているのでしょう。

沖合には国後島の島影が浮かびます。

航行から徒歩10分、身近な海に様々な生き物が暮らしていることを知るきっかけになったのではないでしょうか。

テナガホンヤドカリ

採取した生物の一部はサーモン科学館で展示しています。


標津高校のwebサイトInstagramでもご紹介いただいています。

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◎標津サーモン科学館は、510月は無休で開館しています。

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