シマフクロウ(釧路市動物園にて撮影)
世界最大級のフクロウ類であるシマフクロウは、かつて北海道全域でその姿が見られましたが、20世紀の後半には70羽ほどにまで数を減らしました。一方、30年以上の取組により今は少しずつ増えてきており、これからは環境づくりが重要になってきています。
実は、シマフクロウが棲める豊かな自然環境を取り戻すことは、サケが産卵する川づくりなど私たちの暮らしを豊かにすることにもつながります。
特別展「シマフクロウが棲める豊かな自然環境とサケが産卵する川づくり」
会期:4/25~11/30
環境省釧路自然環境事務所・標津サーモン科学館 共催
今回の特別展では、シマフクロウやその生息環境のことを知っていただきながら、サケが産卵する川づくりの取組などを紹介しています。私たちの暮らしとのつながりについて、ぜひ思いをはせてみてください。
シマフクロウとはどんな生き物なのか、なぜ数が減ってしまったのか
研究者による捕食シーンの動画や、
春のエサとなるエゾアカガエルを生体展示。
標津小学校で所蔵している剥製をお借りして、展示しています。
改めて、その大きさに圧倒されますね!
人間活動の影響が少なかった原生の時代から、開発が進みシマフクロウが数を減らしていった時代、現在まで行われてきている取り組み、多くのシマフクロウが暮らせる北海道へと目指す姿をイラストパネルで紹介しています。
本来、シマフクロウは大木に開いた穴「樹洞」を巣にして子育てをします。しかし、大きなシマフクロウが入るような大きな穴の開いた太い木は少なくなっているため、人工的な巣箱を設置する取り組みが続けられています。
会場には、野外で設置されていた巣箱を展示しています。この巣箱は、実際にシマフクロウが子育てに使った実績もあるものです。入口枠の木がすり減っている様子も間近に見ることができますよ。
また、サケが自然産卵する河川環境を増やすため、この地域で取り組んでいる標津町サケマス自然産卵調査協議会の活動についても紹介しています。
ご来館の際は、ぜひご覧ください。
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