2019年6月12日水曜日

20分

出勤がてら、標津漁港のパトロールを日課としています。

漁師さん方の荷揚げ状況を見たり、
常連の釣り人たちの釣果を把握したり、
展示生物を採取したり、
20分程度の時間ですが、私にとって貴重な時間。

ここしばらくは、


 キタカミクラゲ

クラゲ類が目につくようになり、
「何かしらの成果」を手に出勤することが多くなっています。


 サルシアクラゲ

今年はサルシアクラゲが大量に湧いています。

もちろん、クラゲ以外も対象となるわけで・・・、

↓↓↓



この画像↑、船側の黄色いクッション材の下、
赤丸部分に魚がいるのが分かりますか?



こんな流れ藻にも・・・。(赤矢印部分)

正体は、


 イソバテングの稚魚

全長で2㎝くらいでしょうか。
小さなイソバテングの稚魚がフラフラと泳いでいるのが目につきます。
見えなくても、前掲のような流れ藻ごと網で掬ってしまえば、だいたい採れます♪

今シーズンは割と見かける機会が多く、キープした数も増えてきました。
水槽内では、同じく採取してきたイサザアミをエサにしています。


 イサザアミ(おそらくエゾイサザアミ)

小さいながらも、大きな胸ビレ・背ビレをひらめかせながら泳ぐ様は、
かわいらしい♪


癒される正面顔

毎朝の20分。

わずかな時間ながら、展示生物という成果もありますが、
フィールドの空気と日々の海の様子、季節の変化を身体に刻み込む、
大切な20分になっています。

身近に豊かなフィールドに恵まれていることに感謝!

(T.N.)


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