2020年6月1日月曜日

今年の分♪

例年、この時期の恒例行事?があります。

5月下旬に入ると、いつ出掛けるか、自分の業務スケジュールや天候とにらめっこ。
6月に入ってあまり日が経つと気を逸してしまうという、リミット付き案件・・・。

というわけで、先日行ってまいりました!

標津町内、林道脇の水たまり(笑)



知らなかったら、まず目を止めることもない小さな水たまり。

エゾサンショウウオの産卵ポイントなんです♪

↓↓↓

今年は、冬の積雪が少なかったから、早めに行かないと水たまりが干上がってしまうのでは?(=例年よりも、産卵のタイミング~孵化・幼生の生育が早いのでは?)
と、踏んでいましたが、


あれ??


 エゾサンショウウオの卵のう
*写っているオタマジャクシは、エゾアカガエル

目に付く卵塊は、孵化前のものがほとんど。
中には、産卵からまだ間もないものもありました。


 産卵後間もないものは、ゼラチン質が透明で、徐々に色がついていく

積雪は少なかったものの、春はあまり気温が上がらず、産卵・孵化の進行はゆっくりだったのかな?

例年、この採取のタイミング以外は滅多に出かけないポイントのため、事の真相は想像するしかありませんが・・・。
(こういったことは、マメに通わないとダメですね)

ともあれ、孵化が近そうな卵を少々採取してきました。



帰館し、水槽に入れることが刺激になったのでしょう、
次々と孵化しました。



今年も、かわいいこの子たちとのお付き合いが始まりました♪



という、その前に、


毎年、採取・飼育を続けていますが、飼育個体数が増えていってしまうので、前年もののうち5尾を採取場所へリリース。

頑張って生きていけよ。
*同じポイントで採取・リリースを行っています。

(T.N.)

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☆標津サーモン科学館は、5/27より開館しております。

 5~10月は無休です。
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