今春シーズン1発目の「活魚作業」へ赴いた館長。
漁船に同乗し、展示用の魚を分けていただきます。
その結果、
幸いなことに・・・、
サクラマス
今季1本目のサクラマス、入りました!!
40cmほど、この界隈では割と「いいサイズ」w
もちろん、「銀ピカ」ですw
さっそく館内「海水大水槽」に収容・展示しています♪
今のところ1尾ですが、
これから乗船の機会も増えていきますので、
徐々に充実していくことに期待しましょうw
その水槽の前では、
台湾からのお客様♪
根室中標津空港へのチャーター機を利用した
台湾からの皆様がご来館です。
通訳を挟みながら、サケについてのレクチャーを少々・・・。
この、「サクラマス」と「台湾」というキーワードは
繋がるものがありまして・・・、
↓↓↓
サクラマスOncorhynchus masouは、
北太平洋の西部に分布しまています。
このサクラマスの亜種に当たる魚が
サラマオマス(タイワンマス)Oncorhynchus masou formosanus
「桜花鉤吻鮭」
現在では台湾でも、「大甲渓」の一部「七家湾渓」の限られたエリアにしか生息していないとされています。北半球のサケ科魚類で最も低緯度に生息し、学術的に貴重な魚として、現地でも保護の対象になっています。
という話題と共に、
「台湾の紙幣の図柄にもなっていますよね」と紹介すると、
皆様、「そうだ!そうだ!!」(とたぶん言っている)と盛り上がりますw
残念ながら、当館では飼育しておりませんが、
画像等を見る限り、ヤマメにそっくりですね。
台湾へは、食材として
北海道のサケも輸出されていますし、
近年では、日本同様にノルウェーなどから
養殖のサケも輸入されているようです。
口にする機会が増えれば、
その魚に対する興味も増すでしょうから、
秋に遡上したサケたちを見に
またお越しいただければいいですね♪
(T.N.)
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