各種サケ科魚類を飼育・展示しています。
その多くは、人工授精によって、
継代飼育しています。
シロザケなどのように
秋に産卵するものが多いのですが、
イトウやニジマスなどは、
春が産卵期です。
というわけで、
先だって、イトウの人工授精を行いました。
バックヤードで飼育している親魚を、
麻酔液につけて、動きを鈍らせます。
イトウは、シロザケと違って
複数年に渡って産卵するので
(1シーズンの産卵で死んでしまうわけではない)
開腹はせずに、
卵を絞ります。
そこに、オスの精液を混ぜ合わせ、
受精完了‼
その後・・・、
↓↓↓
無事に受精し、発生が進んだ卵は、
卵内に目が見える「発眼卵」と呼ばれる状態になり、
本日5/24、
無事、孵化し始めました \(^o^)/
まだまだ、泳ぎ回ることもできず、
弱々しい「仔魚」ですが、
イトウ
立派に、かっこよく、
育て上げていきたいなぁ!
イトウの仔魚・卵は、
受付近くの小さな水槽で展示中です。
運がいいと、孵化の瞬間が見れるかも!
(T.N.)
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