しかし,日中は0℃付近まで気温が上がるという予報を見て,
「ひょっとしたらヤマメなどに会えるかも!?」
と思い,標津川のある支流で釣りをしてみました。
※標津を含む道東エリアのヤマメの禁漁期間は,5~6月です。
ピックアップした2つの候補河川のうち,1つ目の河川に到着。
寒々しい光景ですが,川に氷はあまり張っておらず,一応釣りはできそうです。
竿を出す前に,携帯温度計で水温をチェックしてみます。
↓↓↓
0.4℃・・・。
この水温では,さすがに餌を食べないか(苦笑)。
ちなみに釣り餌はイクラ。
流れの弱い,比較的深いポイントを見つけ探ってみましたが,
全く魚信(あたり)なし!
潔く諦めて,第二の候補河川へ移動。
川の様子を見るかぎり,ここも釣りはできそうです。
さて,水温はどのくらいかな~?
0.0℃!
1つ目の川より水温がさらに低い・・・。
とても釣れるとは思えませんが,せっかく来たので,流れの緩い深場で竿を出してみます。
・・・ やはり全く魚信なし。
体も冷えてきたので納竿し,川から上がろうとしたところ,浅瀬にヤマメの死骸を見つけました。
魚体を少し移動させ,撮影。
冷水性のサケ科魚類といえども,一般に幼魚の冬期生存率はかなり低いと考えられており,ある道内河川で行われた研究によれば,秋に放流されたヤマメ幼魚のうち,翌春まで生き残れたのは1~2割程度と推定されています。
写真のヤマメも,厳しい冬期環境に耐えられずに死んでしまったのかもしれません。
春が待ち遠しいのは,人間だけでなくヤマメなども同様のようです。
また雪代の時期に,無事に厳寒の冬を乗り越えた川魚たちに会いに行こうと思います。
一方、サーモン科学館で飼育しているヤマメたちは,
もちろんそんな過酷な環境に晒されることはなく,ぬくぬくと過ごしています♪
(T. T.)
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○標津サーモン科学館:冬期休館中(12~1月)
2/1から開館します!
○サーモンハウス
レストラン「サーモン亭」・鮮魚販売「しべついちば」
冬季休業中、来春4月下旬から営業
○公衆トイレ:改修工事中です。
※仮設トイレを設置しています(夜間閉鎖)
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