9~10月の2か月間、建物裏手を流れる標津川と繋がる水路となり、そこを遡上するサケたちの姿をご覧いただく展示となります。
それに先立ちまして・・・、
ダウリアチョウザメ
まずは、この空間で展示していたダウリアチョウザメ3尾を移動。
全長1.5mを超えるチョウザメたち、タンカを使って移送しますが、
暴れる! & 重い!
という毎度の作業です。
(重い個体は4人がかりでした・・・)
その後、ガラス面を掃除したり、
堰板を調整したり、
魚たちにとっての「入り口」となる標津川畔にあるゲートを開け、
という作業を経まして、通水となりました。
約9か月ぶりに水を流すので、しばらくは濁り水です。
急に水が流れてきて困っているエゾアカガエルたち(目に付く限り、救出しました)↓
さて、これで標津川からサケたちが遡って来るぞ!
というところなんですが・・・。
↓↓↓
一夜明けて今朝9/2、
がら~んとした展示面。
水の濁りは治まりましたが、その分サケたちがいないのがよくわかる・・・。
現在、魚道水路の入り口となる標津川「観覧橋」付近には、シロザケ・カラフトマスの姿がとても少なく・・・。
必然的に、「水路を遡上してくるサケたち」に対する期待値も低いわけで。
時折、ヤマメやアメマス、ニジマスが目につきますが、
ヤマメ
モクズガニが一生懸命流れに逆らって頑張っていました(笑)
この「サケの遡上展示」、展示面に姿を見せるかどうかは、天候なども含め「サケ次第」ということになります。
本格的な秋の深まりとともに、その数が増えてくれることを願ってやみません。
早くこのような光景をご覧いただきたい・・・。
9/3朝追記:
9/3、出勤したら、カラフトマスたちが姿を見せてくれました!
T.N.
日々の遡上状況などもお知らせしていきます。
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