お目当ては、産卵期を迎えたイトウです。
地元の市民団体である「斜里川を考える会」が
継続して行っている産卵状況調査にお邪魔しましたw
メンバーによると、今年は例年より早く、
すでに産卵のピークは過ぎたとのこと。
雪解けで増水し、笹濁りの川、
実績のある産卵ポイントを廻り、
親魚の姿と産卵床を目視で探します。
幸運にも、
↑ 70cmほどの単独オス
(赤丸内:左の黒っぽい部分が頭)
産卵行動中のペア
(赤丸内:中央赤い魚体がオス約60cm、
その右手前に黒っぽいメス約70cm)
合計3尾のイトウに
出会うことができました \(^o^)/
出会うことができました \(^o^)/
濁った流れにぼんやりと浮かぶ赤いオスの魚体を見つけると、
なぜだか「ドキッ!!」とします。
そして、太く逞しい野生の体は
惚れ惚れと見とれてしまいます。
*画像は調整しています。
斜里川のイトウは、産卵に参加している親魚が
オスメス合わせても20尾程度しかいないと
推定されています。
「斜里川を考える会」では、
末永く斜里川でイトウの姿が見られるよう
釣り人の皆さんには、イトウのリリースと産卵期の親魚を釣らないようお願いしています。
メンバーたちは、この時期になると
毎日産卵ポイントを歩いて調査しています。
また、イトウだけでなく、
斜里川の生き物や河川環境などについて、
地道な調査を続けており、
関係機関への情報提供も行っています。
そして、魚道の改修など、すこしずつ
その成果も出てきました。
詳しくは、下記HPをご参照ください。
「斜里川を考える会」HP
facebookページ
サーモン科学館のイトウ
エゾエンゴサク
峠の向こうでは標津よりも季節が速く
様々な花が目に付きました。
斜里平野では、桜も満開となりそうでしたよw
(T.N.)
0 件のコメント:
コメントを投稿