標津高校(自然環境類型)2年生の皆さんが、シロザケの人工授精を体験しました。
始めにメスの体長と体重を測ります。
写真↓ではわかりにくいかもしれませんが、
サケのお腹がぷっくり膨らんでいるのがわかります。
この中に、たっぷりと卵を抱えているのです。
重量にして、体重の約20%分の卵が入っています。
さて、いよいよ採卵です!
館長に指導してもらいながら、メスの腹を割きます。
↓↓↓
お腹の中の卵を、丁寧にすべて掻き出します。
続いて、オスの腹をしぼって、卵に精子をかけます。
この後、優しくかき混ぜて、精子を満遍なく卵に行き渡るようにします。
まだ、この段階で完了ではありません。
精子は、真水につけないと活動しないのです。
真水につけて授精、新たな生命の誕生となります。
今回は、メス3尾から8,000粒以上の受精卵を得ました。
このうちの一部は、来春放流するまで、生徒たちが学校で育てる予定です。
孵化までは約2か月。
元気に産まれてくることを願いましょう!
(R.F.)
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ヨロシクネッ♪
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