「サケの町 しべつ」、町内標津小学校では、学習段階に合わせて、シロザケの生態について学ぶ「サケ学習」が、学年ごとに用意されています。
今回は、自然河川で産卵するサケと、生態系においてのサケの役割を学びます。
忠類川下流域の、本流から分かれた小さな流れでサケたちを観察。
産卵行動中のシロザケの様子を観察し、
どんな場所を選んで産卵するのか、
メスをめぐるオス同士のケンカ、
産卵場所をめぐるメス同士のケンカ、
次の世代の生命を残すための、サケたちが繰り広げるドラマを垣間見る時間です。
尾ビレ周辺が白く傷ついているこのメスは、既に何回か産卵したのでしょう。
生きたサケたちを観察するのはもちろんですが・・・、
*以降、サケの死体の画像が出てきます。
↓↓↓
生徒たちには、そのあたりに転がっている斃死体、
いわゆる「ほっちゃれ」を集めてもらいました。
「繁殖」という一生の最大のイベントを終えた、彼らの亡骸・・・。
カラスやカモメなど、鳥たちにつつかれ、
ハエやハチ、川虫など小さなものたちに食べられ、
キタキツネやヒグマ、ワシなどに食べられ、
骨と皮だけの姿になり、
脊椎骨だけとなったものも目に付きます。
さらには、
より小さなものたちに分解され、
川の中の生き物たちを育み、
周辺の森を豊かにする糧となっていきます。
そんなサケたちの生命の終焉と、
それを利用し、それに養われるものたち。
そんな自然界の営みに触れる、
感じることができた時間です。
一般の方向けには、
11/3(金・祝)「シロザケの産卵行動観察会」 10:00~15:00
で、ご案内します。
参加者募集中です♪
(撮影:TN大実習生・テキスト:T.N.)
*一部の画像は見やすいよう調整しています。
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11/3・5:「秋の実習」ご参加受付中デス!
標津サーモン科学館のFacebookも
ヨロシクネッ♪
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