2017年11月13日月曜日

実習生日記:11/13

こんにちは!
11月3日から10日間、インターンシップ実習で標津サーモン科学館にお世話になっている、N大学のR.S.と申します!

人生初の北海道なので、寒さや自然の多さなど色んなものに驚く毎日です...(笑)
そして、幼い頃から行ってみたかった標津サーモン科学館に来ることができて、光栄に思っております!

今回は、私が特に面白いと思ったことについて書かせて頂きます!

私はサケ科魚類が幼い頃から好きだったので、よく図鑑でサケについて調べることが好きでした。

しかし、神奈川県出身なので、生きたシロザケが泳いでいたり、間近で産卵行動を見たりしたことはありませんでした...。

ですが!

今回の実習期間は、標津サーモン科学館で「シロザケの産卵行動」が展示される11月にあたり、
滞在中に5回ほど産卵の瞬間を見ることができました!

シロザケの産卵の瞬間

今まで映像でしか見たことがなかったのですが、間近で見ることができて印象が変わりました。

特に印象的だったのは、産卵に至るまでのメスとオスの行動でした。


シロザケのペア(オス:上・メス:下)

↓↓↓

例えば、オスがメスに頑張ってアプローチしようとしても、メスがオスを嫌がることもあります。


産卵場所を掘るメス(左)

メスが産卵の準備ができたのに、オスが見逃してタイミングが合わないということもありました。

 メス(下)は口を開けて産卵の合図を送っているが、オス(左上)は気付いていない

人間もそうですが、サケの恋愛もそう簡単にはうまくいかないということなんでしょうか(
笑)

オスはメスに対してのアピールが下手な個体がいたり、
メスは体が大きなオスにしか興味がない個体がいたりしました!

人間の男女にも、そういう人達いませんか?

サケの求愛は観察していると人間と重なる部分が多いです!
*見る人の主観によって、サケの行動の読み解き方が違うようです。

産卵が近づいたら館内放送が入りますが、それより前の求愛行動から産卵行動までを全て観察してみると、そのような面白い行動を見ることができます!



めでたく産卵!

是非、「魚道水槽」にて、ドラマチックなサケの産卵行動を観察してみて下さい!
11月限定の展示です。

(N大:R.S.)

*****************
11月は、標津サーモン科学館・サーモンハウスとも水曜休館となります。
また、レストラン「サーモン亭」は冬季休業中です。

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ヨロシクネッ♪

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