サケ科魚類の呼名が入ったお名前の方は、標津サーモン科学館の入館料が無料となるキャンペーン、「『鮭ネーム』さん いらっしゃ~い!」を行いました。
「鮭」が人名に入っている方はそうそういないので、
「サケ科魚類の種名・地方名・学名・英名・料理名などが、自分の名前に含まれている方」
を対象としました。
例としてあげた、
○伊藤さん・伊東さん(=イトウ)
さらに、斉藤さんも「さいとう」で「イトウ」
*斉藤さん、ご来館頂きました!
○増田さん・増川さんなども「ます」=「マス・鱒」
○啓二さんなども、「=ケイジ(鮭児)」
料理名も含まれるので、
鳥羽さん(=鮭トバ)や荒巻さん(=新巻き鮭)、三平さん(=三平汁)
その他にも、けっこう対象となる方はいらっしゃいまして・・・、
↓↓↓
○岩内さん(いわない) → イワナ
ほら、イワナが隠れてる!
○桜井さんなど(さくら) → サクラマス
加えて、朝倉さん(あさくら)もOK!
○宮部さん(みやべ) → ミヤベイワナ
ミヤベイワナ
○本間鈴子さん(ホンマスズコ)
→ ホンマス:カラフトマスの地方名・中禅寺湖のビワマス(移入)とサクラマスの交雑種
○椎久来人さん(しいくらいと) → イクラ
*上記2例は、「こんな名前がいれば」という例です
このように苗字と名前を繋げると、対象となる方もいたかも!?
人数が多そうなところでは、
○大介さんなど「○○すけ」さん → マスノスケの地方名で「スケ」があるので、OK!
○哲也さんなど「てつ」 → ニジマスの降海型の呼称として「テツ」
○時田さんなど「とき」 → トキシラズ(シロザケ)に関連して「トキ」
トキシラズ(シロザケ) *過去画像
外国名なら、
○ドナルドソンさん → ニジマスの品種「ドナルドソン」
○中(ちゅう)さん → チュウ(サケの胃や腸の塩辛)
○ペリーさん → イトウの学名Hucho perryi
沙羅(さら)ちゃんもタイセイヨウサケの学名Salmo salar(サラー)からのオマケでOKにしようかな、と思っていました(来なかったけど)。
そして、「これに気付けたらスゴイ!」レベルで、
○川村さん → クニマスの学名Oncorhynchus. nerka kawamurai
○石川さん → サツキマス(アマゴ)の学名Oncorhynchus. masou ishikawae
な~んていう方も対象者だったんです!
クニマス
今日ご来館頂いた中で、
いろ~んな資料をかき集めてきた「大宮」さんがいらっしゃったんですが、残念ながら該当するパーツがなく対象外でした。ごめんなさい!
サケの仲間もいろいろいるわけですが、ひとつの種でも非常に様々な地方名や呼び分けがあります。
それだけ私たちの暮らし・文化に根差した魚たちであるということでしょう。
無料入館キャンペーンは、「鮭の日」のみの企画でしたが、今一度、図鑑を開いてみてはいかがでしょうか?
*来年以降も同企画をやるかは、未定です。
ちなみにサーモン科学館職員の中では、「ますみ」さん(マス)1人だけでした・・・。
(T.N.)
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11月は、標津サーモン科学館・サーモンハウスとも水曜休館となります。
また、レストラン「サーモン亭」は冬季休業中です。
標津サーモン科学館のFacebookも
ヨロシクネッ♪
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