「秋サケ定置網漁」の漁船に同乗しました。
外は真っ暗で、港の灯りだけが輝きをみせる午前4時過ぎ、出航です。
船が走ること約20分、定置網が仕掛けてある場所に到着。
すぐに網揚げ開始、多くのシロザケが水揚げされていきます。
私たちも、展示用のシロザケを確保!
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作業を終え、港へ向かう頃にはお日様が顔を出し、海と空の濃い青色とオレンジが映えます。
これが俗に言う「ブルーアワー」なのかな?と空を眺めているうちに、標津漁港へ到着しました。
サーモン科学館へは、展示用シロザケ22尾を搬入、「海水大水槽」へ収容!
おかげで随分と迫力のある水槽になりました。
館内「海水大水槽」
立派なサケたちが悠々と泳ぐ様を見ていると、「これぞサーモン科学館!!」と叫んでしまいそうです。
お世話になった漁師の皆様、毎度のことながら、ありがとうござました。
そして11/9には、
標津小学校6年生の皆さんが「シロザケの人工授精」にチャレンジしました。
「サケの町 しべつ」、町内標津小学校では、学習段階に合わせて、シロザケの生態について学ぶ「サケ学習」が、学年ごとに用意されています。
人工授精体験の様子は、以前にも紹介しましたので、今回は『卵』についてピックアップして紹介します。
メスから取り出した卵にオスの精子をかけて、水に漬けたら受精となります。
と、ここまでは以前紹介した通りですね。
人工授精する卵は、重さを測っています。
メスの体重の約20パーセントが、1尾からとれる卵の総重量となります。
また、卵の数は2,000~3,000粒ほど。
あの体の中に、大粒のイクラがそれほど詰まっていると思うと、驚きですね。
水につけた卵は1時間はショックに弱いため、安静にしておきます。
受精前の卵は柔らかく、指で潰してしまいそうなくらいの感触ですが、
1時間後、様変わりします。
1時間後の受精卵は、先程とは打って変わり、弾力があり水を吸って一回り大きくなります。
この後、受精卵は「立体式孵化器」に収容します。
↑ 「立体式孵化器機」
たくさんのサケたちが無事に産まれるように、祈るばかりです。
11/10には、町内の標津小・川北小で、標津産のイクラ・サケ・大根などを使った「ふるさと給食」がふるまわれました♪
NHKニュースサイト
(R.F.)
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11月は、標津サーモン科学館・サーモンハウスとも水曜休館となります。
また、レストラン「サーモン亭」は冬季休業中です。
標津サーモン科学館のFacebookも
ヨロシクネッ♪
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