2018年4月30日月曜日

春の川遡るキュウリウオ

ゴールデンウィークに入り,一気に春めいてきた標津町。
ご存知のとおり,春はシロザケ稚魚や銀毛ヤマメなどが降海する季節。
ですが,春になると逆に川を遡る魚たちもいます。
意外にも,道内で海釣りの対象魚であるキュウリウオは,そんな魚の1つ。

以前,春季に道内某河川で銀毛ヤマメの調査を行っていたところ,



河口に近い下流域で,ヤマメやウグイとは違う魚の群れを見つけました。


見つけた魚の群れ

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2018年4月27日金曜日

特別展「標津のカレイたち」

明日4/28からゴールデンウィーク!
平日2日を挟みますが、最大9連休♪というウラヤマシイ方も??

そして、「サーモンパーク春まつり」も始まります!
「サーモンパーク春まつり」4/28~5/6

それに合わせまして、特別展「標津のカレイたち」がスタートします!



標津の海といえば、サケやホタテが特筆されますが、砂地が広がる前浜ではカレイ類も多く漁獲されます。
そんな標津のカレイたちのアレコレを一挙公開!



魚種紹介では、15種+αのカレイをダダッと紹介!!

カレイ類はどれもよく似ていますが、種を見分ける際に有眼側だけでなく、無眼側(白い方)が決め手になることもあります。

というわけで、



カレイの表裏を手に取って見ることができるようにしています。

会場の一角には生体展示の水槽も設置していますが、

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2018年4月24日火曜日

4/28~5/6「サーモンパーク春まつり」

ゴールデンウィークが近づいてきました!

標津サーモン科学館では、4/28(土)~5/6(日)
「サーモンパーク春まつり」開催デス♪


*画像クリックで少し大きく表示されます ↑

先立って、今回新たに制作した「鮭のぼり」を、昨日4/24お披露目しました。



NHKニュース、北海道新聞、釧路新聞で、ご紹介いただきました。
NHKで放送された内容はwebでご覧いただけます(動画付き♪)。
→ NHK NEWS WEB

期間中は、様々な企画を用意していますが、まずは全期間開催の見どころから♪

「魚道水槽」では、



継続して、シロザケの稚魚を展示中。2月の展示スタート時から見ると、大分大きくなりました。もうすぐ海へと旅立ちます♪
5/3~6には「第27回シロザケ稚魚放流式」も開催します。

そして、「鮭のぼり」と共に「なんで今までなかったんだろう」というNEWアイテムとして、

「サケTシャツ」登場!!



背面には「鮭」の筆文字、
表面には、



サケのイラストをあしらっています。

期間中のイベントとして、

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2018年4月21日土曜日

おや? こいつは・・・?

昨日4/20になりますが、「変なもの担当」の漁師さん*が色々と届けてくれました \(^o^)/
*褒め言葉です!

「沖底」と呼んでいる「沖底建て網」という定置網で、比較的沖合の深いところに仕掛けるので、普段乗船する「沿岸小定置網」では見かけないメンバーが網に入ります。
市場価値もさほどなく、普段は海に戻されているような魚たちが多いのですが、私たちにとっては「お宝」な魚たちです。


フサギンポ

ギョロリとした目に分厚い唇、額のフサがユニークなフサギンポ
そのままアニメのキャラクターにできそうです。
ダイバーの方には、被写体として人気があります。
展示個体を切らしていたところだったので、ありがたい!


ホカケアナハゼ

各ヒレが大きく、これまた独特の風貌のホカケアナハゼ

次は高級魚!

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2018年4月17日火曜日

いろいろやってきた!!

今日4/17の昼前くらいでったでしょうか?

漁師さんから、館長へ、
「○○が獲れたぞ~!」
という電話が船上から入りました。

ありがたいお話で、帰港時間に合わせて、私が受け取りに向かうと、


ナメダンゴ

標津では滅多に獲れないナメダンゴを頂きました \(^o^)/
(しかも水族館業界のアイドルでもある)

メインはナマコ漁の船だったのですが、
「このカゴの中のは、みんな要らないんだけどさ」
っていうカゴの中身を、ゴソッと頂いちゃいました♪

さてさて、中身は~??

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2018年4月16日月曜日

バトンタッチ

当館には多くの生体展示水槽がありますが,相手は生き物ですから,どうしても死んでしまう魚もいます。そういった魚の死骸の回収も,職員の日常業務の1つです。

基本的に朝の開館前にその作業を行いますが,開館中も他の業務の合間を縫って,死骸がないかチェックしています。



今日の昼前,「海水大水槽」をチェックすると,



水槽の底に横たわっているサクラマスを見つけました。昨年の春か夏に標津の前浜で捕獲・搬入され,そこから今春まで唯一生き残っていたサクラマス(雄)のようです。

早速,回収してみると,やはりそうでした。



ちなみに体長(尾叉長)は39.6㎝でした。

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2018年4月12日木曜日

『ペッパー鮭舞』の美味しい食べ方!?

ある日のこと。

とある方に、「おすすめのサケの食べ方ってありますか?」と聞いてみた。
その方は、漁業に関わる方なので、「手軽で美味しい食べ方が聞けたらいいな~」くらいに思っていた。

・・・ そうしたら、予想外の答えが返ってきたのだ。

「ん~~、『ペッパー鮭舞』だね!!」

?!!

サケの美味しい食べ方を聞いたのに、まさかサケの商品を勧められるとは思わなかった・・・。


『ペッパー鮭舞』 (標津漁業協同組合)

『ペッパー鮭舞(けいぶ)』は、標津漁業協同組合さんが販売している商品で、ピリっと辛いコショウが鮭トバとマッチし、大変美味しい商品だ。(●^o^●)

流石に、標津へ来て1年ほどの私でも、ペッパー鮭舞が美味しいことは知っている。

それじゃ・・・、
「ペッパー鮭舞の美味しい食べ方ってありますか?」
半分、冗談のつもりで聞いてみた。

ペッパー鮭舞はすでに調理された食品、あえてこれ以上手を加えることなどあまりしないはず。
「お酒と食べると美味しいよ」、「マヨネーズにつけて食べるのが一番かな」くらいの答えが返ってくるんだろうな~と思っていたら・・・、

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2018年4月10日火曜日

埋もれるお宝

今朝4/10、
漁船に同乗して展示魚を分けて頂く「活魚作業」に赴きました。

日の出の時間(5時くらい)も早くなってきましたが、それと共に、日が昇る位置もズレてきています。



冬の間は野付半島方向から、今は国後島方向から日が昇ります。

この所、ベテラン漁師さんも「かつてない」というレベルでニシンの大漁が続いている漁場。

いつもは1艘で操業していますが、



今日は2艘体制で臨みます。

岸近くに仕掛けられた沿岸小定置網で、4か所の網を起こしていくのですが、



1か所目を起こした時点で、船上は一面ニシンニシンニシン!



2か所目を起こしたところで、ヒザくらいの深さまでニシン!!



ニシンに埋まる足元は、水圧ではなく「ニシン圧」を長靴越しに感じるほど。

目見当で3tくらいらしいのですが、船上はニシンでいっぱいとなり、ここでいったん帰港しました。

私は、お目当ての魚を持って帰館しましたが、この後、漁師さん方は魚を降ろしてから、2航海目に出るのでしょう。
オツカレサマデス。

という「ニシンの海」の中から見つけ出したお宝は・・・、

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2018年4月9日月曜日

ありがたい!

標津サーモン科学館で展示している海水魚の多くは、私たち職員が漁船に同乗して、展示する魚を分けて頂いています。

その他、「○○が欲しいんだけど」とお願いしていると、
「獲れたぞ~!」とご連絡いただいて引取りに行くこともありますし、
珍しい魚が獲れると、正体を知りがてら持ってきていただけることもあります。

本日4/9は、いつも「変なもの」を中心に持ってきてくれる町内の漁師さんが、
「いろいろ詰め合わせ」を持ってきてくれました \(^o^)/



さてさて~?


ホカケアナハゼ

大きなヒレが特徴のホカケアナハゼ

その他には・・・、

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2018年4月1日日曜日

懐かしの雪代ヤマメ

先日,早春の心地よい晴天に誘われ,標津町内の河川で釣りをしてきました。

狙いはヤマメ。
先ず,年明け早々に訪れた川に行ってみましたが,ノーヒットだったので,違う川へ移動。



ここは河岸に雪が少し残るものの,雪解け増水はそれほどでもなく,見た感じ十分釣りはできそうです。

一応,水温を計ってみると,



9.8℃もあり,これならヤマメがいれば釣り餌に反応してくれるでしょう。

ちなみに餌はイクラ。
早速仕掛けをポイントに振り込んでみると・・・



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