その一角に、「カレイ神経衰弱」というミニゲームが用意されている。
ルールは、トランプの「神経衰弱」と同じで、カードのペアを作っていくゲームだ。
ただし、「カレイ神経衰弱」でそろえるものは、数字ではなくカレイの種類名だが。
トランプの「神経衰弱」は記憶力と運を競い合うゲームだが、「カレイ神経衰弱」は知識と観察力が試される。
どういうことかというと・・・、
このように、並べられているのは32枚のカレイのカード。
ここから、同じ種のカレイの「表」と「裏」をペアにしていくゲームとなっているのだ。
この時点では、「激ムズ」感しか湧いてこないと思うが・・・、
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そもそも大体の人にとってのカレイとは、「右を向いているのがカレイ」くらいの認識だと思う。
いや、「カレイってどっち向きだっけ?左だったっけ?」という人もいる。
まずペアにしていきたいのは、カレイの中に混ざっているヒラメ。
ご存知の通り、ヒラメの目の向きはカレイとは逆。
ヒラメ(左)とクロガシラガレイ(右)
大量に置かれた写真の中から“ヒラメ”を見つけ出すことにハードルの高さを感じるかもしれないが、注意深く眼やエラの位置に注目して頭の向きを見極めていけば見つかるはずだ。
その過程で、カレイのくせに左向きの“ヌマガレイ”も見つかるだろう。
また、体のシルエットが特徴的なものも何種かいるので、良いヒントとなるだろう。
カレイに若干の知識がある人や釣り人には巨大ガレイとして知られている“オヒョウ”は、少し大きめに作ってあるので簡単に探し出せると思う。
その他、「背ビレ・尻ビレにシマ模様があるかどうか」というのも見分けていくポイントのひとつだ。
クロガレイ(左)とトウガレイ(右)
「シマ模様がある」カレイは、クロガレイ・クロガシラガレイ・マツカワ・トウガレイ・ヌマガレイと5種いるが、前述の通りヌマガレイは「頭の向き」で先にクリアしているはずだ。
そもそも「神経衰弱」を発案したきっかけは、「無眼側(白い方)が見分けるポイントとなる種もある」という点である。
わかりやすいのはスナガレイとマガレイで、無眼側に黄色いラインが入る。
マガレイ(左)とスナガレイ(右)
スナガレイの黄色いラインはしっかりと入っているのに対し、マガレイは尾柄部周辺だけである。
ほら、ここまで読めば攻略できる気がしてきただろう。
最後に残る「あまり外見的特徴が乏しいカレイ」は消去法と運でクリアだ!
そして何よりも、この特別展会場で紹介している内容をしっかり把握すれば、さほど苦労することもないだろう。
この「カレイ神経衰弱」、
友人、ご家族、恋人同士で対戦しながら楽しむもよし!!
独りでカレイの特徴について学びながら楽しむもよし!!
全16種の「カレイ神経衰弱」是非お試しあれ!!
先日来館された水族館ブロガー「めnち」氏も、ブログ記事で主役のサケを差し置いて話題にしていたぞ!
(地域おこし協力隊サーモン科学館支援員:R.F.)
標津サーモン科学館のFacebookも
ヨロシクネッ♪
毎日新聞の記事で見ました。とても面白いアイデアですね。
返信削除カードとして販売していたら購入しようと思いましたが違っていたようですね。コップコースター程度のサイズで販売していたら嬉しいです。