常連の釣り人の釣果を探りつつ、
出現具合が気まぐれなクラゲ類を採取しています。
そうやって採取してきたクラゲを、展示しているのですが、
アカクラゲ?
ドフラインクラゲ
当然、クラゲ以外の生物も目に付くわけで、そちらもgetしてきちゃいます♪
今朝7/6の戦利品♪
↓↓↓
主に、定置網にも入らず、釣りでも釣れないような小さな稚魚が対象になるのですが、
イソバテング稚魚
「稚魚」が相手なので、当然サイズは小さい。
上のイソバテングで全長2㎝ほどでしょうか。
彼らは流れ藻や船のロープの周りをうろついているので、そういったポイントを探します。また、見慣れるとボリューム感があるので、見つけやすい方。
ギンポ類の稚魚
ギンポ類の稚魚も、藻の周りにいたり、水面近くを泳いでいるのが目につきます。
狙ったわけでなくても、ゴミと一緒に網の中に入っていることも。
分類はできていませんが、数種の稚魚が獲れている感覚です。
サイズ感としては、1~3㎝くらい。
何かの稚魚
おそらくトクビレ科(たぶんシチロウウオ?)の稚魚。
3㎝くらいの「つまようじ(よりも小さく細い)」をゴミの中から見分けたときは、我ながら「腕を上げたもんだ」と思ったものです。
イトヨ稚魚
こちらのイトヨ稚魚は1㎝ほど。
水面を1尾でうろついていました。
「水面を泳ぐ1㎝の魚」を見つけるくらいのスペックは取得していたのですが、正体がイトヨだったのは意外でした。
淡水域で産卵し、海で成長する暮らしを送ります。
*近年は「二ホンイトヨ」・「太平洋系降海型イトヨ」に分類されるようですが、現時点では形態的特徴もよくわからないので、「イトヨ」と表記しました。
悪天候や用事のないときは、可能な限り「朝20分間」のルーティーンとしていますが、結果的に展示生物の充実と、生き物を見つけ捕まえるスペック向上、自然界の季節感を肌身に刻むことができる「充実の20分間」となっています。
(「手ぶら」の結果に終わることも多いのですが・・・)
朝の標津漁港で、金魚網を括り付けた竹竿とバケツを手にうろついている人は、きっと私です。
(T.N.)
標津サーモン科学館のFacebookも
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