2018年11月4日日曜日

実習生日記:11/4

こんにちは。
11月1日からインターン実習でお世話になっている、TCE専門学校のI.N.です。

今回は、昨日11/3に参加させていただいた「秋の実習:シロザケの産卵行動観察会」をご紹介させていただきます。

まずは、サーモン科学館「魚道水槽」にて、サケが産卵する様子を観察しました。
メスが懸命に穴を掘り、付近ではオスが求愛行動を繰り返しソワソワ・・・。


産卵場所を掘るメス(手前)と寄り添うオス(奥)

その様子を見守りながら、メスが産卵場所を決める条件や、オスとメスそれぞれのケンカなど、サケの生態・産卵行動について館長が解説をします。

すると!
10分もしないうちに産卵が始まりました‼

↓↓↓


産卵の瞬間(手前:オス・奥:メス)


館長曰く、
・番(つがい)の相性や個体の性格で、産卵までの時間は大きく左右される。
・今回はとても早く、長い時は1時間以上待つこともある。
とのことでした。
今回のスムーズな進行は、このサケカップルのおかげですね!

「魚道水槽」での産卵行動は、11月の季節展示となります。
今回の実習以外でも、ご来館の際に産卵に立ち会えるチャンスがあります。

その後、標津町内忠類川に場所を移し、自然河川での産卵環境を観察しました。
雲一つない青空の下、まず橋の上からサケを観察します。

 
 橋の上から見たサケの群れ

その後、河原で間近にサケたちを観察します。
観察の中で、川の地形や産卵に適した場所について、力尽きたサケが周りの生き物に与える恩恵など、様々な解説をします。


目の前にサケたちが!

私もこんなに至近距離でサケを見たことがなく、
現物を見ながら詳しい解説を聞くことができたため大興奮でした(笑)

この実習は毎年11月上旬に行われます。
皆様もぜひ次の機会に(来年になりますが)参加してみてはいかがでしょうか?
サケ好きなら、きっと有意義な時間を過ごせるはずです‼

(TCE専門学校:I.N.)

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ヨロシクネッ♪ 

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