電気ショッカーを用いた捕獲調査
しかし,電気ショッカーは調査員がバッテリーを含む機器本体を背負い,河川に立ち込んで操作する漁具で,有効範囲もさほど広くないため,使用できるのは比較的小さな河川に限られます。
電気ショッカーの使用が難しい,比較的大きな河川では,古くからの漁具である投網が有効な場合があります(投網の使用にも,例えば北海道の河川ならば,道知事からの特別採捕許可が必要です)。
投網を用いた捕獲調査
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投網は文字通り「投げる網」(英語でcast net)。やはり最初は思い通りには広がってくれないですが,練習を重ねて上手く投げられるようになると,川魚漁師に近づけた気がして,ちょっと気分が良かったりします。
投網で捕獲されたヤマメ(麻酔中)
ただ,投網のサイズにもよりますが,それなりに重さがあるため,現場で1日に投げることができるのは,私の場合は数十回といったところ。
晩秋の標津川をみていると,以前,この時期まで調査で投網を投げていたことを懐かしく思い出しました。
ある年の11月,道内某河川にて
最後に「網つながり」ということで,館内のサケ定置網の模型をご紹介いたします。この漁網の構造やサケがどのように網に入るかが,一目で分かるようになっていますよ~
サケ定置網の模型
(地域おこし協力隊サーモン科学館支援員:T. T.)
標津サーモン科学館のFacebookも
ヨロシクネッ♪
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