館内には、願掛け鳥居や「さけますタワー」など、お正月らしい装飾がほどこされました。
そんな中、私が担当したのが「館内すごろく」です!
簡単に説明すると、サイコロを振って出た目に合わせ、館内を巡回するリアルすごろく🎲
今回は、その内容を紹介しちゃいます♡
受付から少し進んだ場所からスタートします。
この様な表示があるので、サイコロを転がして、行き先を決めます。
1~3の目が出たら「海水大水槽」へ、4~6の目が出たら「ドクターフィッシュ体験コーナー」へと進みます。
進んだ先にも同じような表示があるので、そこでまたサイコロを振ります。
しかし、このリアルすごろくゲーム、ただサイコロの目に従って、移動するだけではありません。
※今回長文、お付き合いください!
↓↓↓
各場所には、お題が用意されており、それをクリアすることで、次の場所に向けてサイコロを振ることが出来ます。
例えば「海水大水槽前」では、隣にある水槽に展示された、フサギンポと「にらめっこ」で勝負です。
に~らめっこしましょ、あっぷっぷ♪
・・・。
勝てるわけありません。
こっちがどんなに面白い顔をしようとも、あっちはクスりとも笑いません。
実はこの「海水大水槽」のお題を、考えるのが一番苦労しました・・・。
大水槽の中から一番おいしい魚を見つけるだとか、大水槽にコンブがないからコンブのマネをしてみようだとか、なんか迷走していました。
順調にいけば、前半はサイコロで何か出ても、だいたいこの「イトウ水槽」にたどり着きます。
お子様をイメージして作ったこの「リアルすごろくゲーム」、初企画でもある物珍しさもあってか、挑戦するお子様は多かったのですが、この3番のイトウコーナーに着いた頃には、サイコロはすでに親御さんの手に渡っていました。
飽きるのが、早い・・・。
ここでは、サイコロで「六」を出すと、罰ゲームが、待っています。
なぜ「オニの顔マネ」なのかと言いますと、イトウを漢字で書くと「魚へんに鬼」と書くから、というこじつけ。
続いて、「ニジマス水槽」へ。
ここでのお題は、エサをバスケットのゴールにシュート!
バスケットボール部🏀に所属していたスタッフ247に、フォームをレクチャーしてもらいました。
左手は、そえるだけ。
ここで、すごろくの「六」を出すと、すごろくのド定番「ふりだし」に戻ってしまいます。
すごろくを作る上で「進む」と「戻る」のバランスをとるのが、結構難しかったですね。
順に進んでいけば、次は「タッチプール」です。
「稚魚コーナー」内にあるヒトデやヤドカリにタッチ出来る水槽。
ヒトデやナマコに触るのが「お題」。
普段、ヒトデやナマコに触るのを躊躇していた人でも、この機会に触ってくれないかな~って。
「六」を出すと罰ゲーム。
他にも来館者がいる中で、黙々とヒトデのマネをしなければなりません。
はたから見ると、変人です。
最後は、地上30mの展望室。
ここでのお題は、「おいくら様」にお祈り。🙏
「おいくら様」って何ぞやって方、当館のユルキャラ「いくらちゃん」のことです。
急遽、標津サーモン科学館の守り神になった「おいくら様」。
「いくらちゃん」も鏡餅の上にのったら“らしく”なります。「馬子にも衣裳」ってやつですね。 (違うか?)
ここまで来ると、半分程の確率でゴール出来ます。
「六」の目が出た時、なぜ東側に立ってもらうようにしたかというと・・・、
実は、当館は日本の中で最東端に位置する水族館🐟であり、「展望室」の一角が科学館の最も東側となっています。
(コアな需要が有りそうで無さそう)
一階に下りたらそこで、ゴール🏴です。
最後に「サケおみくじ」を引いて、一年の運勢を占います♪
「大漁! サケおみくじ」
いつもと違った感じで、館内を楽しんでもらえたらな~と思い、このすごろくゲームを作成しました。
お子様たちがあちこちでサイコロ回して、館内を行ったり来たりしている様子を見ていると、とっても微笑ましかったです!
ただ、やっぱりゲームの途中でも、チョウザメ指パク体験コーナーに立ち止まる人が多かったので、その場所は、すごろくでありがちな「どの目が出ても絶対止まらなければならないマス」にした方が良かったのかな~と、反省。
長くなってしまいましたが、こんな感じの「標津サーモン科学館 館内すごろく」でした!!
また来年、ちょっとアレンジしてやろうかな??
それでは、またっ❢👍
(地域おこし協力隊サーモン科学館支援員:R.F.)
__☆標津サーモン科学館は12~1月は冬季休館中です。2/1から開館します。
☆標津町では、地域おこし協力隊(文化遺産インタープリター・標津サーモン科学館支援員・観光地域づくりコーディネーター)を募集しています。
*応募締め切り:2020年2月28日
__
0 件のコメント:
コメントを投稿