2020年1月16日木曜日

「館内すごろく」編集後記

1/1から1/5まで、当館では「お正月特別開館」を開催しました。

館内には、願掛け鳥居や「さけますタワー」など、お正月らしい装飾がほどこされました。
そんな中、私が担当したのが「館内すごろく」です!
簡単に説明すると、サイコロを振って出た目に合わせ、館内を巡回するリアルすごろく🎲
今回は、その内容を紹介しちゃいます♡

受付から少し進んだ場所からスタートします。


 スタート地点🏳



この様な表示があるので、サイコロを転がして、行き先を決めます。
1~3の目が出たら「海水大水槽」へ、4~6の目が出たら「ドクターフィッシュ体験コーナー」へと進みます。
進んだ先にも同じような表示があるので、そこでまたサイコロを振ります。
しかし、このリアルすごろくゲーム、ただサイコロの目に従って、移動するだけではありません。

※今回長文、お付き合いください!

↓↓↓

各場所には、お題が用意されており、それをクリアすることで、次の場所に向けてサイコロを振ることが出来ます。

例えば「海水大水槽前」では、隣にある水槽に展示された、フサギンポと「にらめっこ」で勝負です。

 
に~らめっこしましょ、あっぷっぷ♪



・・・。

勝てるわけありません。

こっちがどんなに面白い顔をしようとも、あっちはクスりとも笑いません。

実はこの「海水大水槽」のお題を、考えるのが一番苦労しました・・・。
大水槽の中から一番おいしい魚を見つけるだとか、大水槽にコンブがないからコンブのマネをしてみようだとか、なんか迷走していました。



「海水大水槽」の表示



順調にいけば、前半はサイコロで何か出ても、だいたいこの「イトウ水槽」にたどり着きます。

お子様をイメージして作ったこの「リアルすごろくゲーム」、初企画でもある物珍しさもあってか、挑戦するお子様は多かったのですが、この3番のイトウコーナーに着いた頃には、サイコロはすでに親御さんの手に渡っていました。
飽きるのが、早い・・・。




ここでは、サイコロで「六」を出すと、罰ゲームが、待っています。




なぜ「オニの顔マネ」なのかと言いますと、イトウを漢字で書くと「魚へんに鬼」と書くから、というこじつけ。

精一杯のオニ👹の顔マネ。

この画像、イトウが近くに来たタイミングで写真を撮るため、しばらくこの顔で待機していましたが、表情筋が疲れました・・・。

続いて、「ニジマス水槽」へ。


ここでのお題は、エサをバスケットのゴールにシュート!

エサが無い人は、形だけのエアシュート。


バスケットボール部🏀に所属していたスタッフ247に、フォームをレクチャーしてもらいました。
左手は、そえるだけ。


ここで、すごろくの「六」を出すと、すごろくのド定番「ふりだし」に戻ってしまいます。
すごろくを作る上で「進む」と「戻る」のバランスをとるのが、結構難しかったですね。

順に進んでいけば、次は「タッチプール」です。
「稚魚コーナー」内にあるヒトデやヤドカリにタッチ出来る水槽。


ヒトデやナマコに触るのが「お題」。


普段、ヒトデやナマコに触るのを躊躇していた人でも、この機会に触ってくれないかな~って。

ここが一番、分岐ルートが多い。

「六」を出すと罰ゲーム。

 

他にも来館者がいる中で、黙々とヒトデのマネをしなければなりません。



はたから見ると、変人です。

でも「なんかあの人面白いことしてる~~」ってなって、普通に館内を廻っていた方が、すごろくに興味をもって、2周目にすごろくをやってくれないかな~っていう淡い期待もありました。

最後は、地上30mの展望室。



ここでのお題は、「おいくら様」にお祈り。🙏



「おいくら様」って何ぞやって方、当館のユルキャラ「いくらちゃん」のことです。



急遽、標津サーモン科学館の守り神になった「おいくら様」。
「いくらちゃん」も鏡餅の上にのったら“らしく”なります。
「馬子にも衣裳」ってやつですね。 (違うか?)



ここまで来ると、半分程の確率でゴール出来ます。
「六」の目が出た時、なぜ東側に立ってもらうようにしたかというと・・・、



実は、当館は日本の中で最東端に位置する水族館🐟であり、「展望室」の一角が科学館の最も東側となっています。

つまり、展望台の東側に立つ=日本の最東端の水族館の最東端に立つ、という事なのです!!
(コアな需要が有りそうで無さそう)

一階に下りたらそこで、ゴール🏴です。




最後に「サケおみくじ」を引いて、一年の運勢を占います♪


 「大漁! サケおみくじ」

いつもと違った感じで、館内を楽しんでもらえたらな~と思い、このすごろくゲームを作成しました。
お子様たちがあちこちでサイコロ回して、館内を行ったり来たりしている様子を見ていると、とっても微笑ましかったです!

ただ、やっぱりゲームの途中でも、チョウザメ指パク体験コーナーに立ち止まる人が多かったので、その場所は、すごろくでありがちな「どの目が出ても絶対止まらなければならないマス」にした方が良かったのかな~と、反省。

長くなってしまいましたが、こんな感じの「標津サーモン科学館 館内すごろく」でした!!
また来年、ちょっとアレンジしてやろうかな??

それでは、またっ❢👍

 (地域おこし協力隊サーモン科学館支援員:R.F.)
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