2020年1月20日月曜日

大事に育ててね♪

道外の方は違和感があるかと思いますが、冬休みの長い北海道内の小学校は、この1/20前後に3学期が始まります。
標津町内の標津小学校は、1/17が始業式となりました。

新学期早々の本日1/20、標津小学校へお届け物♪


 シロザケの卵をお届けっ♪

卵内に黒点(=眼)が確認できる「発眼卵」の状態、200粒をお届けしました。

「サケの町 標津」の標津小学校、学習段階に合わせて、様々な「サケ体験学習」があります。
そのスタートが、このシロザケの卵から稚魚までの飼育・観察。


 校舎内の一角に、水槽を用意していただいています。

↓↓↓

簡単に説明した後、水槽に卵を入れ、


 さっそく、卵を観察♪

2つの水槽は、それぞれ5℃と10℃に水温を変えて設定しています。水温による成長の違いも見てもらえることでしょう。

これから生徒たちは、卵→仔魚→稚魚への初期成長段階を観察しながら、3年生になった来春に放流します。
卵から仔魚までの期間はエサもいりません。「卵黄のう」が吸収され、泳ぎ出すようになってから、エサやりが始まります。

そして、この卵は、彼らの先輩である6年生が昨秋11/11に人工授精したものです。
先輩から後輩へと、サケの生命も引き継がれます。
この「6年生が人工授精した卵を2年生が育てる」という流れにこだわっているのですが、長い冬休みをはさむのが実はちょっと厄介。
2年生には、卵の状態で届けて、「運がよければ、孵化するのが見られるかもよ!」としたいので、卵が孵化してしまわないように低温で管理してきました。
近々、孵化が始まっていくことでしょう。


春の放流の時まで、じっくり観察して、大切に育ててね♪

※「標津小学校ブログ」でも紹介されています♪

(T.N.)
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☆標津サーモン科学館は12~1月は冬季休館中です。2/1から開館します。


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標津町では、地域おこし協力隊(文化遺産インタープリター・標津サーモン科学館支援員・観光地域づくりコーディネーター)を募集しています。
*応募締め切り:2020年2月28日
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