2018年5月16日水曜日

生きたホッケも展示中

第二次世界大戦前の北海道では,ニシンの卵を食べる害魚として扱われてきたホッケ。
しかし,食糧難に陥った戦時中に評価が変わり,今ではすっかり食卓の魚としてお馴染みですよね。
道内では釣りの対象としても人気があります。


道内沿岸で釣れたホッケ

近年は全道的に資源が減少傾向で,かつての「大衆魚」感覚の値段ではなくなっています。
先輩スタッフによれば,ホッケはしばらく当館の水槽にも入っていませんでした。

しかし,今年は全道的にホッケの漁獲量が久しぶりに上向いているようですね。
この春,久々に標津の前浜で入手することができ,ただ今「生きた」ホッケも展示しております。



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過去,道南で行われた飼育試験によれば,ホッケは餌付きやすい魚のようで,確かに当館のホッケも与えたオキアミを良く食べています。今のところ,上手く飼えているようです。

開きのホッケは見たことはあっても,生きているホッケを見る機会はあまりないかと思いますので,ご来館の際にはホッケもぜひご覧ください!



なかなか愛嬌のある顔立ちですよ~♪



 (地域おこし協力隊サーモン科学館支援員:T. T.)

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