今回は、10/15日から実習中のTN大生、Iが初ブログに挑戦しちゃいます!!
華も恥じらう可憐な男子が綴る実習日記
余すところ無くお届けですよぉ!!
さて、今回はシロザケの人工授精実習を隣町羅臼高校の皆さんに交じって見学です。
実習に協力していただいた、オスメスそれぞれ3匹のシロザケに感謝!
(ちなみに、顔が優しめで、お腹が膨れているのがメス。顔が怖いほうがオス)
まずは、この6匹のシロザケの、体長と体重を測ります。
うんうん、このサケ達はしっかり成熟した良い個体でしたね。
続いて、2人1組になりメスのお腹から卵を出して行きますよー。
このときに使う採卵刀は、体内の卵を傷つけないよう工夫がされていて
先端に刃がついていない、特別仕様なのです!
こんな形なのです。
ではでは、お腹を開いてみますとー
わお、いっぱい出てきましたね!
鮮やかに輝く生命の赤は、
まるで炎に煌めくルビーのようです…(詩的)
さ、卵の準備はできました。次はオスの精子をかけましょう。
オスはお腹をググーッ、と絞ると精子が出てきますので、それを卵にかけます。
卵も精子も、時間が経ちすぎると死んでしまうので、手早く素早く、です!
また、作業に夢中で、うっかり鋭い歯にひっかけると、指に穴が開くので
このように、オスの顔にタオルを巻いての作業となります。
では、無事に卵に精子をかけたので、受精完了ですね!! おつかれさまでしたー!!
とと、実はまだなのです!
シロザケの精子は淡水に触れたときに動き出すので、卵と精子を混ぜただけの
現段階では、まだ受精したとは言えません。
混ぜ合わせた卵を、こんな風に淡水の入ったカゴに移して受精完了となります。
(写真に写っている黒ツナギのイケメンが僕だったりしますよ)
こういった、人工授精や孵化、放流などを行う、栽培漁業によって
北海道のおいしい鮭が安定して生産できるのだそうです。
この卵達も元気に、またこの標津に戻ってきてもらいたいですね。
残り実習期間4日となりましたが、標津にいる間のうちに
必ず秋鮭を食べてやろう!と、心に決めた一日でした。おなかすいたなぁ…
(TN大:I)
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