本日、チョウザメの引っ越し作業を行いましたw
当館で飼育しているチョウザメたちの中でも、
そして、国内の水族館等で飼育されているチョウザメの中でも、
割と貴重な、ミカドチョウザメ(ワイルドもの)です!!
今年2月、羅臼で漁獲されたものを
ず~~~っと、バックヤードでキープしていたのですが、
そのお引っ越し作業・・・。
貴重なミカドチョウザメなので、できるだけストレスを与えたくありません。
段取りを整え、作業を迅速に進めます。
と言いながらも、
「(魚であれ触れ合う状態になるのなら)メスがいいなぁ~」
「名前を付けるなら、ミカちゃん♪(ミカドチョウザメだから)」
と、つぶやきながら作業にあたる学芸員・・・。
全長1mほど、結構な重さですが、
少し水を張った担架に移して、運びます♪
「えっほ、えっほ・・・、」
TN大の実習生2名、お疲れ様♪
↓↓↓
無事、移送先の屋外タンクへ収容♪
これまで通り海水を張ったタンクに収容しましたが、
徐々に淡水を注水し、慣らしていきます。
(チョウザメも淡水域で産卵し、海水域へも回遊する暮らしをしています)
(淡水飼育へ移行することで、産卵のためへの成熟を促す効果が期待されます)
現在オスかメスかはわかりませんが(チョウザメは外見でオスメスは判別できない)、
今後が色々と期待されるミカドチョウザメ。
屋外円形タンク(巨大チョウザメの隣)にてご覧いただけます。
驚かさないよう、そっとご覧くださいね。
その後、職員間で様々な協議がなされた結果、
メスであったならば、「女帝:ミカ様」と呼ばれることになりそうです(ミカドだから)。
オスだった場合は・・・、「エンペラー」あたりに落ち着くのではないでしょうか・・・。
(T.N.)
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