(もちろん仕事です!)
帰りの移動日にあたる12/1、
「札幌市豊平川さけ科学館」と
「サケのふるさと千歳水族館」に
お邪魔してきましたw
この2館と標津サーモン科学館が
道内で「サケ」をテーマとした水族館で、
お互い施設規模や運営体制など
異なる事情はありつつも、
日頃から情報や飼育魚のやり取りなど
協力・連携しています。
(いつも標津がお世話になりっぱなし??)
施設の概要などは、
これまでにも紹介したことがありますので、
>> 豊平川さけ科学館レポート記事
>> 千歳水族館レポート記事
「サケ」を扱うなら、
各館共通で今時期に展示する
「シロザケ仔魚」の展示について、
紹介してみましょうw
まずは、豊平♪
小さい水槽に展示していますが、
上面に「ルーペ平面シート」を配置、
小さい仔魚を観察しやすくしています。
底面に小石を配置し、
川底=生息環境を再現しながらも、
実物の小石は数個で
水槽下に「小石柄」のシートを敷いています。
底面に満遍なく小石を配置すると
仔魚はみんな石の下に潜ってしまい
観察できなくなる。
という習性をクリアした展示ですね♪
お次は、千歳♪
↓↓↓
数年前から恒例となっていますが、
「イクラのグラスツリー」
シャンパングラスを積み上げ、
上から順に水が廻ります。
各グラスには、
受精卵や生まれた仔魚が入っています♪
薄暗い空間にライトアップされたグラスツリーw
クリスマスシーズンにふさわしい
美しい展示ですよね。
最下段、水を受ける盆上の容器内では、
やや生育が進み、
不器用ながらも動くようになった仔魚たちが
収容されています♪
振り返って、
我が標津サーモン科学館では・・・、
ショーケース型冷蔵庫
(銭湯で牛乳瓶が並んでいるやつ)
↑ 例えが昭和・・・。
冷蔵庫内に小さなケースを入れ、
その中に仔魚を展示しています。
冷水で飼育する必要があり、
クーラー電力などのコスト面と
メンテナンスの省力化の結果
辿り着いた現在のスタイルです。
同じ「仔魚の展示」ではありますが、
三者三様、三館三様、
それぞれのスタイルですw
とはいえ、当館の展示が
「味気ない」のも事実!!
せめて年明けに予定している
「お正月特別開館」の期間中だけでも、
ちょっと凝った展示にしたいと思い
アイデアを温めているところw
「お正月らしい」ネタを画策中ですので、
お楽しみに♪
うまくいくかな~??
お邪魔した私を
お相手頂いた両館の皆様、
ありがとうございました <m(__)m>
今後とも、よろしくお願いいたします。
皆さんも、是非足を運んでみて下さいね♪
(T.N.)
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