2019年5月18日土曜日

名前負け? イヤイヤ!

標津サーモン科学館で展示しているオオカミウオ。


 オオカミウオ

その名に違わぬ強面(こわもて)、北の海に暮らす怪魚です。

が、水槽内では、じっとしていることが多く、今一つこの魚を「オオカミ」たらしめる獰猛なイメージが感じられないところ。
(容姿のインパクトだけでも十分かもしれませんが)

オオカミウオは強靭なアゴの力で、カニや貝などをバリバリ食べるのですが、


クリガニを「いただきま~す♪」

その様子を動画でどうぞ 

↓↓↓




生きたクリガニを投入すると、のんびりしていたオオカミウオが活発に!
大きく口を開けて、上から噛みつきます!!

この動画では、最後にカニを放していますが、この後咥え直してバリバリ食べていました♪



この様子を見ていただけると、オオカミウオが持っている本当の魅力を感じていただけると思います。
※現在は、オオカミウオの給餌は不定期です。

オオカミウオが食べているクリガニ、なかなか美味しいカニでして、


人間用に茹でたクリガニ

小さくて身を取り出すのが面倒くさい、ということを我慢すれば、オオカミウオにあげるのがもったいないくらい(笑)

「三大ガニ」にあげられるケガニは、別名「オオクリガニ」とも呼ばれ、クリガニと極近縁。となれば、クリガニも当然美味しいというわけです。
そんな美味しいカニや貝を食べるオオカミウオも、「美味しい」という事実が近年知られるようになってきました。見た目に反して上品な白身で、刺身やフライなどがいいようです。扱っているお店でもレギュラーなメニューではないようですから、運よく出会った時には、チャレンジしてみては!?

(T.N.)
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