今回は、シロザケ稚魚の放流体験です。
カップに稚魚を仕分けてスタンバイ。
標津小学校では、学習段階に合わせ、サーモン科学館で「サケ学習」が行われます。
今回放流する稚魚は、今年の1月、彼らが2年生の3学期から、学校の水槽で飼育してきたもの。さらに言えば、この卵は、先輩にあたる6年生(現中学1年生)が、昨秋に人工授精したものです。
卵の段階から、孵化→仔魚→稚魚と、シロザケの初期成育段階を観察できたと思います。
放流するシロザケ稚魚
大きく成長して帰ってきてね
↓↓↓
今回放流した稚魚が回帰するのは、おおよそ5年生から中学2年生にかけて。
一番多いのは6年生の時となります。
5年生の時に観察する遡上したサケや、
6年生で人工授精に使う親魚は、
今回放流した稚魚が育った姿かもしれません。
このように、シロザケのライフサイクルとリンクした「サケ学習」になっています。
地域柄、漁師や水産関係の仕事をされているご家庭も多いですし、「サケの無料配布」で各家庭にサケが届く標津町の子供たち。
1本ものの「サケ」を見たことがないという子はいないでしょうから、
「この小さな稚魚が、あの大きなサケになるんだよ」
といったときの呑み込みの早さは、他の学校にはないものと思います。
(T.N.)
標津サーモン科学館のFacebookもヨロシクネッ♪
◎標津サーモン科学館では、清掃・受付スタッフを募集しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿