早いもので11月に入りました。
今朝11/1、標津前浜から北側を見ると、
すっかり雪化粧した知床の山並みが浮かんでいました。
標津サーモン科学館の「魚道水槽」は、サケのライフサイクルに合わせ、季節ごとに展示が変わります。
9~10月の2か月間は、標津川と繋がりサケたちの遡上の様子をご覧いただきました。
11月の展示に向けて、昨日10/31は毎年恒例の展示切り替え作業日。
水路の水の流れを止め、水路内に残っていた魚たちを移動。
水が抜けたタイミングで、全体を清掃します。
その後は・・・、
↓↓↓
底面に配管し、水が湧きだすように細工。
保管していた石や砂利を投入!
言葉にしてしまえば単純ですが、ご想像通りの完全に力仕事。
強力な助っ人に助けられて、作業は進みます。
仕上げに「こぶし大の玉石」を散らして完了!
11月の1か月間は、「シロザケの産卵行動展示」となります。
そのために、サケたちの産卵環境を水槽内に整えていたというわけです。
明けて本日11/1、
朝から投入したシロザケのペア、
メスは産卵する場所を決め、尾ビレを使って底面をすり鉢状に掘り下げます。
来館中の皆様に見守られながら、
2ペアが13:46と14:05、立て続けに産卵してくれました \(^o^)/
産卵の瞬間は取り損ね、産卵後のペア ↑
うまくいくと、1日の開館時間内に2~3回産卵することもあります。
ご来館中に館内放送を耳にした方は、ぜひこの貴重な瞬間に立ち会ってくださいね。
(T.N.)
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・11月は、毎週水曜日が休館日となります。
・標津川「観覧橋」は、11月の中~下旬を目途に、サケの姿があまり見られなくなるまで開放しています。(夜間・休館日は閉鎖)
・駐車場・公園敷地・公衆トイレは、休館日もご利用になれます。(夜間閉鎖)
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日々の遡上状況などもお知らせしています。
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